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お母さんが笑顔になる「子育て共感賃貸住宅」とは?

入居者トレンド

お母さんが笑顔になる「子育て共感賃貸住宅」とは?

賃貸住宅では、入居希望者のニーズに着目した付加価値を具現化して提供することが大切です。旭化成ホームズでは、賃貸住宅で子育て期を過ごす入居希望者に対して、入居者コミュニティのあり方という視点から付加価値を提案する、"子育て共感賃貸住宅"「へーベルメゾン母力(BORIKI)」を開発しました。そのプロトタイプ1号が東京都武蔵野市に建設され、2012年10月から入居開始されています。

子育て期の母親たちが望む賃貸住宅を目指したプロジェクト

人と人との繋がりが希薄になりがちな現代社会では、頼れる他人が身近におらず、孤立感・孤独感の中で子育てをするお母さんも少なくありません。そうした状況を少しでも改善し、お母さんが安心して子育てができる環境づくりを目指したのが"子育て共感賃貸住宅"「へーベルメゾン母力(BORIKI)」です。このプロジェクトは「お母さん大学」と旭化成ホームズの共同事業で、子育てにとって理想的な賃貸住宅の実現を目指しています。

子育てに夢が描ける社会の実現を目指す「お母さん大学」

プロジェクトを共に手がける「お母さん大学」は、母親であることの喜びや子育ての素晴らしさを母親同士が学び合う場として2008年に設立されました。"子育てに夢が描ける社会の実現"を目指し「月刊お母さん業界新聞」を全国で10万部発行しています。その他にもインターネットでの情報発信、ウェブコミュニティの運営、講演会やコンサート等イベント運営、その他まちづくりや商品開発など、お母さんの声や思いをカタチにする様々な事業を行っています。

2010年7月から始まった旭化成ホームズとお母さん大学の共同研究の結果、賃貸住宅に入居する子育て期のお母さんたちにとって、一般的な保育サービスの提供や立地条件などのみでなく、「子育てを共感でき、気軽に助け合える仲間がいる」「互いの子どもを自然と見守れる」「社会と繋がりやすく、自発的な活動をしやすい」など、地縁の薄いお母さん同士を繋ぎ、地域社会とも繋がることが結果として、子育てをするお母さんたちの安心や日々の生活の充実、ひいては子育ての喜びに繋がることが分かりました。そこからさらにヒアリングやディスカッションを重ね、全く新しい価値を持った賃貸住宅として、「へーベルメゾン母力(BORIKI)」が誕生しました。

お母さん同士が気軽に交流できるハード面での工夫

「へーベルメゾン母力(BORIKI)」では、お母さん同士のコミュニケーションを促すため、情報交換&交流の場となる「お母さんステーション」を設置。母力の森や中庭で遊ぶ子どもたちを見守りながら、楽しいおしゃべりが弾むような工夫を施しています。各住戸はコモンスペース(中庭や廊下)に面した玄関側にリビングダイニングと土間空間を設け、ベビーカーなどを置くスペースとして活用できるように配慮。昼間は建具を開けて交流のきっかけに、夜は建具を閉めてプライバシーの確保が図れる等、子育て期の様々な交流が図れるような工夫を施しています。

コンセプトに共感した入居者募集の試み

入居者募集でも「お母さん大学」のネットワークを活用し、物件コンセプトの告知や独自に定めた住民憲章「子育てクレド」などを紹介することで、コンセプトに共感する入居者募集の試みを実施します。入居後は「お母さん大学」の母力サポーターズの皆さんが、入居者のお母さんたちに対して日常的な交流や地域情報の提供を行い、地域住民の自発的な集まりなどへの支援をしていきます。

入居者コミュニティが、賃貸住宅の新たな注目点に

子育て期のお母さんたちが孤立せず、共にいきいきと暮らしやすい住まいとサービスを開発した「へーベルメゾン母力(BORIKI)」は、東日本大震災で盛んに見直される「絆」や「つながり」を子育てという視点で具体化した賃貸住宅です。賃貸住宅の新たな潮流の一つである「へーベルメゾン母力(BORIKI)」にこれからもご期待ください。

※詳しくは「ヘーベルメゾン母力(BORIKI)」の商品ページへ

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