HOME > アパート経営・土地活用の知恵袋 > マンスリーレポート > 入居者トレンド > 駅から遠い立地でも成功する "ペット共生型"賃貸住宅とは?
アパート経営・土地活用の知恵袋
マンスリーレポート 最新情報をレポートします

駅から遠い立地でも成功する "ペット共生型"賃貸住宅とは?

入居者トレンド

タグ :

2017年6月20日

駅から遠い立地でも成功する

"ペット共生型"賃貸住宅が依然人気です。昨今、賃貸住宅市場は供給過剰が懸念されていますが、高い付加価値を持つ物件はニーズも高く、長期安定経営が可能となります。ペット共生型賃貸住宅はニーズに対して供給量が少ないだけに、安定経営が期待できます。その人気の秘密を探ってみます。

ペットを飼いたくても飼えない賃貸事情

今やペット関連市場は2017年度で1兆4,987円と予想され、年々増加傾向にあります(矢野経済研究所調べ)。飼育数については、犬は減少しているものの、昨今のブームで猫は増加し、犬が約987万8千頭、猫が約984万7千頭、合計約1,972万5千頭です(2016年10月現在/ペットフード協会調べ)。これは、15歳未満の子どもの人口約1,600万人(2015年国勢調査)を大きく上回ります。

このような市場背景を受け、分譲マンションでは2000年頃からペット飼育可のマンションが増え始め、今ではペット飼育不可のマンションを探すほうが難しいでしょう。同様に、賃貸市場においても高いペット飼育ニーズはあったものの、管理の問題で敬遠されていたのが実情です。ちなみに、不動産情報サイト・アットホームで東京23区・市部で「ペット相談」で検索すると全体の29万4,874件に対し、3万9,219件とわずか13%程度しか物件がありません(2017年6月9日現在)。

ペットを飼育していない賃貸住宅の入居者に、「ペットを飼ってみたいか」と聞いたところ、約54%と半数以上が「飼ってみたいと思う」と答えました。飼っていない理由で一番多いのは、「ペット不可の住宅なので」というもので70%を占めています(旭化成ホームズ調べ)。この調査は二人暮らしを対象としたものです。この調査は二人暮らしを対象としたものなので、一人暮らしを 含めるとニーズはさらに高くなることが予想されます。
ペットの飼える物件が少ない現状では、逆に物件があれば希少価値となり高付加価値が生まれることになります。これは、大いに注目すべきポイントです。

■賃貸居住者における.ペット(犬・猫)■飼いたいのにペットを飼っていない理由

賃貸住宅でもペットを飼いたいというニーズは高い。しかし、ペットが飼える物件は少なく、希少価値が生まれている。

ペット可ではなくペット共生が選ばれている理由はコミュニティ

今人気があるペットが飼える賃貸住宅は、"ペット可"ではなく、"ペット共生型"です。単なるペット可賃貸は、空室に対する募集対策として途中からペット可にしたケースがほとんどで、飼育のためのサポートやサービスは何もありません。これでは、入居条件の違う入居者が混在し、トラブルになりかねません。
ペット共生型はペットを飼うことを前提としていて、入居者同士は、ペットのいる暮らしというライフスタイルが共通しているのです。

このことにより、一般の賃貸住宅との大きな違いが物件に表れています。
それは、賃貸住宅でありながら、ゆるやかなコミュニティが存在することです。一般的な賃貸住宅にはコミュニティがなく、隣に誰が住んでいるのかさえ知らないことが多いでしょう。ペット共生型賃貸は、ペットを介して日常的な挨拶や会話が発生し、緩やかなコミュニティが生まれ、入居者間のトラブルもほとんど起きていないようです。

アンケート調査でも、入居者はペットを飼っていることで、他の入居者に気兼ねすることが少ないことがわかりました。ペットを飼っていない人に気を遣いながら、肩身の狭い思いをしていたペット可の分譲マンションからペット共生型賃貸に移り住んだ人もいる程です。
ペット共生型賃貸住宅では、気兼ねすることなく、ペットのいる暮らしを入居者全員が共有しています。このゆるやかなコミュニティこそが、ペット共生型賃貸住宅の大きな人気の理由の一つなのです。

■ペットを飼っていることでの気兼ねはない

ペット共生型の人気の理由は、ゆるやかなコミュニティがあること。入居者全員がペットのいる暮らしを満喫している。

ペット共生型賃貸住宅の特長

ペット共生型賃貸住宅とは、どういう特長があるのか、旭化成ホームズの『プラスわんプラスにゃん』を例に見てみます。

大きな特長は、共有スペース「わんジョインコモン」です。入居者同士の交流スペースにもなる共用アプローチ、足洗い場、コミュニティコーナーやドッグラン、ペットと人が暮らす集合住宅であることを示す「プラスわんプラスにゃんエンブレム」や、ペットのリードを気軽に掛けられるフックなど、入居者同士の自然な交流を促す空間づくりをしています。

そして、最も重要なのが募集・管理です。募集は、ペット共生型賃貸住宅専用の入居者募集ウェブサイトで行い、入居者の審査とあわせて飼育状況のヒアリングやペット審査まで行います。入居後は、コミュニティ形成に役立つよう、しつけ教室やペットイベントを開催します。
さらには、入居者専用ウェブサイト『プラスわんプラスにゃん倶楽部』を開設。ペットのお役立ち情報やペット紹介などの情報掲載とあわせて、専属獣医師やドックトレーナーへの無料相談もできます。これにより、入居者同士のコミュニティが促進され、より快適なペットとの暮らしをサポートします。

『プラスわんプラスにゃん』では、ペット専門スタッフと提携して「ペット共生」という一貫した視点で運営しています。これが、ペット共生型賃貸住宅を成功させる大きな秘訣と言えるでしょう。

旭化成のペット共生型賃貸住宅入居者専用サイト『+わん+にゃん倶楽部』
旭化成のペット共生型賃貸住宅入居者専用サイト『+わん+にゃん倶楽部』


『プラスわんプラスにゃん』のお部屋検索はコチラから。

ペット共生型賃貸住宅成功の秘訣は、「ペット共生」という一貫した視点による募集・管理が鍵となる。

駅から遠い立地でも長期安定経営を実現

ペット共生型賃貸住宅『プラスわんプラスにゃん』の入居者に入居の満足度を聞いたところ、一般の賃貸住宅でペットを飼育している入居者よりも満足度が高いことが分かりました。また、「今後も住み続けたいと思う」入居者も約79%います。これは、長期入居を示唆していて、ひいては長期安定経営につながります。

■総合的に考えて、現在のお住まいに決めて、よかったと思いますか?

■現在のお住まいに今後も住み続けたいと思う

今やペットは"飼う"のではなく、一緒に"暮らす"存在です。入居者はペット優先のライフスタイルを考えているので、周辺の環境を特に重視します。たとえ駅から遠くても、近所に良い散歩コースや公園があれば、そちらを重視することもあります。一般的な賃貸住宅では不利とされる駅から遠い立地でもペット共生型賃貸住宅であれば、人気物件になれるのが強みなのです。
オーナーにとっても、付加価値が高く長期にわたり差別化を図ることができれば、長期安定経営が望め、有効な土地活用が実現するでしょう。

■散歩コースや公園など、ペットにとって周辺環境がよいことを重視しましたか?

『プラスわんプラスにゃん』の商品カタログはコチラから請求できます。

「プラスわんプラスにゃん」の入居者は満足度が高く、長期入居を望んでいる。バス便などの立地でも長期安定経営が期待できる。

土地活用・アパート経営の資料プレゼント

セミナー・イベント情報を見る

窓口・WEB・電話で相談する

▲ページトップへ

マンスリーレポートトップへ