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賃貸派増加で求められる賃貸住宅とは?

入居者トレンド

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2018年12月 4日

賃貸派増加で求められる賃貸住宅とは?

分譲マンション価格が高値で推移し、契約率は好不調の分かれ目70%を割り込んでいます。「持ち家か賃貸か」は、よく話題になるテーマですが、最近では持ち家にこだわらない人も増えているようです。新婚層の多くは賃貸住宅でスタートすると思われますが、子どもが生まれると住まいのニーズも変化します。賃貸派が求めているのは、ライフスタイルが変化しても、そのまま快適に住み続けられる賃貸住宅です。今回は、そんなファミリー層のニーズを「変化力」で実現した、新しい賃貸住宅をご紹介します。

「良質な賃貸住宅が増えれば持ち家にはこだわらない」が約70%!

首都圏の2018年上半期(1月〜6月)の分譲マンション平均価格は5,962万円で、前年同期比で1.3%アップしています。東京23区に限ると7,059万円です。この15年間で約1.5倍になりました。今は金利が低いとは言え、手の届きにくい価格になっているのは否めません。契約率の好不調の分かれ目は70%ですが、上期の契約率は66.7%で、上期としては3年連続の60%台です。(不動産経済研究所調べ)

買い控えがあるようにも感じられますが、購入のタイミングをはかっているのか、賃貸派なのかは、細かい調査をしてみないと分からないでしょう。しかし、旭化成ホームズ(株)共働き家族研究所「賃貸住宅に住む共働き夫婦のくらし・意識調査(2015)」によると、30代〜40代の約7割が、「良質な賃貸が増えれば持ち家にこだわらない」と回答しました。
賃貸住宅のメリットは、家族構成の変化に合わせて移り住めることです。現在、6歳未満の子がいる世帯の約3〜5割が賃貸住宅に暮らしています(平成25年住宅・土地統計調査より・1都3県)。
子どもが生まれライフステージが変われば、住まいに対するニーズも変わります。賃貸住宅は、そんな変化に柔軟に対応し得る選択肢と言えます。

昨今は物やサービスを個人や社会で共有するシェアリングエコノミーが台頭しています。「民泊」や自家用車をタクシーに使う「Uber(ウーバー)」などが代表的です。カーシェアリングの普及にもあるように、クルマでも所有にはこだわらない人が増えているのです。また、フリーマーケットアプリの「メルカリ」は2018年11月14日時点で流通総額が1兆円を突破したと発表しました。これもシェアリングエコノミーの一つです。
資産としての持ち家も以前とは随分変わりました。かつては次世代に引き継いでいましたが、ほとんどのケースで持ち家は一世代限りです。それを考えると、住まいも所有から共有へという概念になりつつあるのかもしれません。

■「良質な賃貸が増えれば持ち家にこだわらない(30代〜40代)」

良質な賃貸があれば、持ち家にこだわらない共働き夫婦は69%。シェアリングエコノミーの台頭もあり、所有にはこだわらない人が増えている。

子どもがいても2LDKで1寝室。変化に柔軟に使える空間がほしい

では、賃貸派はどんな賃貸住宅を求めているのか。間取りからニーズを探っていきたいと思います。

へーベルメゾンにお住まいの2人以上世帯への入居者にアンケート調査を行いました。次に転居する場合の希望の住まいとしては「賃貸」と回答した世帯が一番多い結果になりました。「戸建」「マンション」の倍以上もいます。「その他・未定」も多いのですが、買うか借りるか、様子見の層なのかもしれません。
そして、次に住むのも「賃貸」と答えた方の内、約6割が「2LDK」を希望しました。ライフスタイルが変わりやすい子育て期だからこそ、コスト面も含めた賃貸の効率性・利便性が支持されているようです。

■次に引っ越すとしたら?

次に、2LDKで子どもが一人生まれた場合、二人生まれた場合に寝室をどうするかを伺いました。子どもが生まれて大きく変わることの一つが、就寝スタイルです。
例えば、はじめは夫婦同じ寝室で就寝。やがて子どもが生まれると、その寝室にベビーベッドを入れて就寝。さらに子どもの成長にともない、ベッドや布団を買い足しくっつけて家族みんなで並んで就寝します。さらに二人目ができると、上の子は「別寝室」にすることを考えるように思えます。
しかし、アンケートでは、子どもが一人でも二人でも、最終的に約7割が「家族一緒に1寝室で就寝」するスタイルという結果になりました。

■2LDKの就寝スタイル

「2LDKを選ぶ世帯が多い」「1寝室スタイルが多い」、これは一見矛盾するようにも感じます。しかし、寝室ではないもう1部屋の使い方を調査するとその答えが見えてきました。
その使い方とは、「物置」「仕事スペース」「趣味の部屋」「リビングとつなげる」など実にさまざまです。ライフスタイルの変化に合わせて、何かと柔軟に使える空間が必要だということです。どのパターンでも間取りが柔軟に使えることが、長く暮らす上で求められているのです。

子どもが二人になっても、寝室は一つが多数派。もう一つの部屋は「仕事・趣味の部屋」「リビングとつなげる」などさまざまな使い方をしている。

可動家具で間取りを自由にレイアウトできる賃貸住宅

賃貸住宅のメリットは、家族構成に合わせて住み替えができることでもありますが、子どもが乳幼児の頃にバタバタと引っ越すのは現実的ではありません。
どうしたら、間取りを柔軟に変化させることができるか。その答えが「可動家具」です。可動家具とは、キャスター付きのクローゼットのことです。旭化成では、この可動家具を使って、家族の成長に合わせて間取りを変化させることができる賃貸住宅「free(フリームス)」を開発しました。

■free㎡(フリームス)基本プラン

例えば、新婚当時ニーズがあるのはリビングの広い1LDKタイプです。寝室の広さとリビングの広さを自由に調整して、好みの1LDKを作ることができます。
また、最近は働き方改革で場所を選ばないワークスタイルが増えているようです。在宅ワークも増えていますが、可動家具をL字型に配置すれば、デスクスペースのある仕事部屋兼書斎も作れます。

子どもが生まれてからは、ベビーベッドが置ける広めの寝室とプレイスペースのある間取りに。プレイスペースの配置については、幼児期はキッチンから見守りできる場所に、成長したら日当たりの良いリビング続きの場所に配置するなど自由にできます。

■夫婦二人から、子どもが生まれたら間取りを変化

新婚時〜子どもが生まれても、可動式家具で間取りを自由に変化させることができる賃貸住宅なら、賃貸派のニーズに対応できる。

家族の成長に合わせ間取りを変化、ずっと快適に住める賃貸住宅

子どもが二人になった場合はどうでしょうか。冒頭のアンケート調査にあったように、子どもが二人以上でも寝室は一つとする家族が70%いました。
その場合は、さらに寝室を広げることも可動式家具ならもちろん可能です。空いたスペースは、クロークにしたり勉強コーナーにしたり自由に活用することができます。
さらに、上の子が成長すると子ども部屋を持たせるかどうか迷うところですが、寝室2つの間取りにすることもできます。小学校高学年では勉強部屋が必要かと思われますが、低学年のうちは、子ども部屋があってもリビングで勉強する子が79%です(ベネッセ調べ)。勉強コーナーを残して寝室を1つにするケースも多いでしょう。

■子どもが二人になっても、寝室1つまたは寝室2つを自由にレイアウト

ライフスタイルは人生の転機とともに大きく変わります。特に結婚を機に働き方が変わったり、子どもが生まれたり、最もライフスタイルが変化しやすいのがこの時期です。そうした変化に柔軟に対応できる、つまり間取りが自在にレイアウト変更できる賃貸住宅があれば、引っ越しすることなく、ずっと長く快適に住むことができます。
「ヘーベルメゾンfree(フリームス)」は、可動家具を使って自由に間取りを変えられる住まいです。特に新婚から子育て初期の家族のライフスタイルの変化に合わせ、理想のカタチをつくることができる賃貸住宅です。

間取りを自由に変えられる賃貸住宅「ヘーベルメゾンfree(フリームス)」なら、家族のライフスタイルの変化に対応でき長く快適に暮らせる。

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