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入居者属性と実例に見るシニア向け賃貸住宅の人気の理由

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2019年6月 4日

入居者属性と実例に見るシニア向け賃貸住宅の人気の理由

元気なシニア向けの賃貸住宅『ヘーベルVillage(ヴィレッジ)』が注目されています。潜在ニーズとしては度々話題になる、元気なシニアの住み替えをハードとソフトの両面で実現させました。竣工累積戸数は2019年4月末時点で464戸に及び、今後も続々と完成していく予定です。今回は、ヘーベルVillageに居住する入居者の属性調査と『ヘーベルVillage杉並井草』の実例から人気の理由を探っていきたいと思います。

入居者の平均年齢は77歳、約8割が自立

超高齢社会では介護問題がクローズアップされますが、実は65歳以上の高齢者の約85%は介護保険非受給者(※)。つまり、自立生活可能な元気なシニアです。今後も高齢者人口の増加と介護予防の活動強化により、元気なシニア層は増加していくことが予想されています。(※厚生労働省:平成28年度介護給付費等実態調査より弊社で集計)
そんな元気なシニアの新しい住まいとして注目される『ヘーベルVillage』ですが、実際はどのような方が入居しているのでしょうか。『ヘーベルVillage』の入居申込書の回答から入居者属性(2019年3月末時点)を紹介します。

入居者の平均年齢は77歳。75歳以上84歳以下の方が約半数いらっしゃいます。また約8割は、介護保険非受給者、つまり自立生活可能な方です。残りの約2割の方も介護度は低い方がほとんどです。いわゆる今後増加していくと思われる元気なシニアと合致しています。

■ヘーベルVillage入居者の年齢■ヘーベルVillage入居者の介護度

ヘーベルVillage入居者の平均年齢は77歳、約8割は自立の元気なシニア層。今後も高齢者人口の増加と介護予防の活動強化により、元気なシニアは増加すると見られている。

持家戸建てから約6割が転居、自宅の暮らしに不便や不安が転居理由

『ヘーベルVillage』が誕生したのは2005年。それまでは、一般的な高齢者の住まいは自宅か介護施設の二者択一でした。
住み慣れた我が家でセカンドライフを送るのが自然の流れでもありますが、高齢者にとっては、その自宅が必ずしも住みやすいとは言えません。家族構成の変化で広すぎる自宅を持て余していたり、段差があったりします。築年数が経つと修繕箇所も増え、電球一つ交換するのも高齢者にとっては大変な作業です。
実際、『ヘーベルVillage』に転居する理由に『自宅の不満・不便』を上げる方は多くいらっしゃいました。持家の戸建てからの転居は約6割、マンションも含めると約8割です。

そして、転居の理由で最も多いのは『高齢者のみの暮らしに不安』でした。まだ元気ではあるものの、やはり健康面については不安があります。かといって介護施設に行くほどではありません。これは本人だけではなく、子世代の家族も抱えている不安です。『ヘーベルVillage』が人気なのは、ご本人だけではなく、子世代等の家族にも喜ばれていることが大きな要因の一つです。子が自分の住まいの近くに呼び寄せたケースは約5割いらっしゃいます。
また、『老人ホームやサービス付き高齢者住宅』からの転居もわずかながらいらっしゃいます。介護施設はルールがあり自由に暮らせない、サ高住は部屋が狭いなどが理由です。

■ヘーベルVillageへの転居理由

介護施設に行くほどではないが、将来への健康不安や住みづらくなった自宅の不満・不便を解決したのが『ヘーベルVillage』。自宅と介護施設のちょうど間に位置する住まいです。

モデルルームに見る人気の理由

2018年3月に完成した『ヘーベルVillage杉並井草』を例に、人気の理由を探ってみます。

■共用部、室内ともに全面バリアフリー、ホテルライクな仕様
室内は、出入口をはじめ足元の段差を解消。日常動作を補助する手すりをトイレや浴室などに設置しています。また、共用部はカーペット貼りの広い屋内廊下や共用エレベーターの設置などホテルライクな高級感ある仕上がりとし、転倒防止と快適性を高めています。

スロープのあるエントランス/ホテルライクな屋内共用部

■床暖房や浴室乾燥暖房機などで温度差を減らすヒートショック対策
自宅での事故で多いのが、高齢者の入浴中のヒートショックです。リビングには床暖房、浴室には乾燥暖房機を採用し、室内の温度差を減らします。また断熱性の高い躯体構造で、温まった室内の温度の低下を防ぎ、夏涼しく冬暖かい、一年中快適な生活空間を実現し、室内でも活発に活動できる配慮をしています。

床暖房のあるリビング/乾燥暖房機のある浴室、引戸のため介助もしやすい

■駆けつけサービス、看護師による健康相談と連携医療機関の紹介
24時間365日、体調の急変時などに緊急ボタン(持ち運びできるペンダント型も設置)を押せばガードマンが駆けつけます。また、在宅中に一定の時間を経過してもトイレ使用がない場合、ライフリズムセンサーが警備会社に自動で通知しガードマンが駆けつけます。
また、みまもりサポートコントローラーからは、警備会社に常駐している看護師に、いつでも健康相談ができます。健康面で問題がある場合は、地域の安心できる医療機関を紹介。健康状態に合わせて外来診療・訪問診療の両面でサポートします。

各種操作パネルは一カ所に集中させてわかりやすく/ライフリズムセンサーのついたトイレ

■全室40m2以上の広い居住スペース
一般的な有料老人ホームに比べて倍以上の居住スペースを確保しまた。サ高住ではほとんどが1人暮らし用で25m2ほどの間取りです。夫婦で住みやすく、ご自宅と同じように子どもや友達の訪問でも問題なくおもてなしすることができます。『ヘーベルVillage杉並井草』の入居者の約3割は、ご夫婦2人住まいです(2019年3月時点)。

みまもりサポートコントローラー/ライフリズムセンサー/緊急通報ボタン/緊急通報ボタン(ペンダント型)

■月1回の訪問員の訪問、コミュニティのある暮らし
設備による見守りだけでなく、人による見守りサービスとしては、社会福祉士などの相談員が毎月1回訪問し、暮らしの様子を確認したり、健康に関する相談、その他日常生活での困りごとの相談をします。
また健康長寿の大きなポイントの一つが社会との関わり。そこで、入居者の集う『茶話会』を半年に1回開催し、コミュニティを促進しています。1階エントランス横には、コミュニティラウンジがあり、入居者同士のちょっとした会合など交流も生まれています。
日々の暮らしの情報は、各部屋に設置されたコミュニケーションタブレットで、イベントのお知らせから、設備の使い方、ゴミ出しなど地域のお役立ち情報を見ることができます。

コミュニティラウンジ/コミュニケーションタブレット

『ヘーベルVillage』はソフトとハードの両面で元気なシニアの暮らしをサポート。

賃貸市場の中で差別化ができ、社会貢献としての意義も

これまでなかった元気なシニアの新しい住まい『ヘーベルVillage』は、超高齢社会に対応する一つの社会貢献とも言えるでしょう。今後もニーズが見込まれる中、賃貸オーナーにとっては他の物件との差別化ができ、長期安定経営が望めます。
また、旭化成ホームズでは『ヘーベルVillage』の先の住まいとして、要介護期を対象としたサービス付き高齢者向け住宅『Village(ヴィラージュ)リーシュ』シリーズを、2019年秋より新たに展開。安心と快適が途切れないシームレスな住まいとサービスの提供でシニアの住まいをサポートします。
『ヘーベルVillage杉並井草』には、モデルルームがあります。ご興味のある方はぜひ一度ご覧ください。

『ヘーベルVillage杉並井草』モデルルーム見学のお問い合わせはコチラから。
『ヘーベルVillage』の商品カタログはコチラから請求できます。
『ヘーベルVillage』のお部屋検索はコチラから。

『ヘーベルVillage』は超高齢社会における社会貢献としても意義があり、長期安定経営も望める。

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