令和6年4月1日からマスクフィットテストの実施が義務付けられています。
1.令和4年5月の省令改正において、特化則第36条の3の2第4項第2号等の規定により、マスクフィットテストの実施が義務付けられ、令和6年4月1日から施行されています。防じんマスクや防毒マスクのフィルター性能がどんなに優れていても、マスクが顔にフィットしていなければ本来の性能が発揮されません。顔の形状や大きさは人それぞれです。マスクと顔の密着度を確認し、適切なマスクを選択するためにマスクフィットテストはとても重要です。
金属アーク溶接等作業について健康障害防止措置が義務付けられます
https://www.mhlw.go.jp/content/11300000/000746531.pdf
2.テスト実施の30分前に塩タブレット1粒で粒子を発生しておきます。テスト時の粒子は約10000個ぐらいの状態で測定を行います。
テストでは、1.普通の呼吸、2.深呼吸、3.顔を上下に動かす、4.顔を左右に動かす、5.話す、6.前かがみ、7.普通の呼吸の7つの動作を実施します。動作が速すぎると漏れやすくなるため、適切なフィット方法だけでなく、テスト時の動作のスピードなども細かく指導いたします。測定時間は一人15分程度です。