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ICP-MS定性分析のご紹介
~それ微量金属が原因?~

ICP分析は製品や原材料に含有されるごく微量の金属を測定します。ICP-MS定性分析では68元素をppbオーダーで分析し概算濃度を報告します。ご要望に応じて、検出された元素を正確に定量分析します。


ICP-MS iCAP-RQ (2022年更新)

例えば、同じ仕様の製品だがA工場とB工場で製造品の品質が異なる場合。X線で元素の相対濃度を比較しても差異がないことがありませんか?そのような場合、ICP-MS定性分析であれば、X線よりも検出下限値が低く正確な分析が可能で、微量な濃度の違いがわかるため、原因の特定に至ることがあります。製造、品質管理、研究の広い分野でご利用を戴いており、リピートも多い分析です。

また、ICP分析では目的に適した分析の提供が可能です。測定元素の含有濃度や試料マトリクスなど、分析に適した前処理と装置(ICP-AES、ICP-MS)を使い分けています。イオンクロマトグラフィーや有機元素分析装置と組み合わせれば、ハロゲン、硫黄や有機元素も測定可能です。必要な試料量は1~2gで、納期は2週間程度(特急対応可)です。測定可能な元素と定量下限値の一覧は以下の資料をご確認ください。


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