HOME > アパート経営・土地活用の知恵袋 > マンスリーレポート > 経営ノウハウ > 「復旧力」が減災につながるヘーベルメゾンの防災力
アパート経営・土地活用の知恵袋
マンスリーレポート 最新情報をレポートします

「復旧力」が減災につながるヘーベルメゾンの防災力

経営ノウハウ

タグ :

2023年9月 7日

「復旧力」が減災につながるヘーベルメゾンの防災力

関東大震災から100年。近年でも多発する自然災害にトータルレジリエンス(総合防災力)が求められています。それは賃貸住宅でも同じです。昨今では入居者も賃貸住宅の防災力を求めるようになりました。賃貸住宅の防災力は大地震や水害に耐えられる強靱な建物であることはもちろん、災害後の「復旧力」が重要となってきます。今回は、ヘーベルメゾンの防災力の最新情報をご紹介します。

"早期修復性"が賃貸経営の維持・継続には欠かせない

賃貸住宅の防災力とは何か? それは、入居者の「命」「暮らし」を守ること。そして、災害に一時的に耐えるだけではなく、災害後も安心して住み続けられ、賃貸経営が継続できることです。
今、防災力を表すのに「レジリエンス」という言葉が使われています。レジリエンスとは、英語で「復元力・回復力」を表す言葉です。

地震を例にとると、仮にこれまでと同クラスの地震が起きたとしても、耐震基準を満たしていれば建物自体が大きく損壊することはないでしょう。大きな損壊がなければ在宅避難が推奨されていますが、停電や軽微な損傷であっても暮らしに支障をきたすことはあります。
入居者の暮らしを早期に復旧し、賃貸経営を維持・継続するためには、軽微な損傷であっても「早期修復性」が防災力の大きな課題となるのです。

早期修復性には、まず建物の基本性能が影響します。例えばヘーベルメゾンの場合、耐火ラインが一般的な耐火基準の「内かべ耐火」ではなく、「外かべ耐火」になっています。これにより、外壁の内側のライフライン(配管・配線)は守られ、火災後も外壁面の吹き替え等の軽微な補修ですみます。
また、水害に対しても床下浸水の場合ヘーベルメゾンはベタ基礎ではないため、床下に浸水した水も時間とともに地中に浸透します。長期間湿気が残らないので腐食の原因をつくりません。
詳しくはコチラをご覧ください。

■賃貸住宅に求められる防災力 ■「災害に対する強さ」がお部屋を決める上で決定要因の一つになりましたか?

賃貸住宅の防災力とは、さまざまな災害の局面を想定し、一時的に耐えるだけでなく、その後の「早期修復性」で入居者の生活の復旧、賃貸経営の維持・継続を可能にすること。

震災後、建物の被害状況を即時に把握する"防災情報システム"

災害後の早期修復性は建物の構造だけではなく、管理会社や建設会社などのサポート体制で大きな違いが生まれます。
旭化成株式会社及び旭化成ホームズ(以下旭化成グループ)では、住宅の被害状況を即時に推定する「防災情報システムLONGLIFE AEDGiS(ロングライフイージス)」を、国立研究開発法人防災科学技術研究所と共同開発し、運用を開始しています。
本システムは、外部(東京ガスネットワークや国立研究開発法人防災科学技術研究所のサーバー)からの地震動情報と建物の構造データを掛け合わせて、地震発生後10分〜2時間程度でヘーベルハウス及びヘーベルメゾンの建物別に被害レベルや液状化発生状況を即時把握し、早期に災害対応ができるシステムです。

本システムでは、被害状況や建物損傷度を5つの損傷ランクに分別。これにより、対応の優先順位付けが可能となり、損傷ランクの大きい建物から対応することで、復旧工事の早期終結など災害対応の効率化を実現します。災害時は賃貸オーナーも被災者となる可能性も高く、このようなサポートは大きな安心につながるでしょう。
このシステムは、ヘーベルハウス及びヘーベルメゾンを展開する全エリア21都府県をカバーしています。

■地震被害推定システムにより推定される損傷ランク

「早期修復性」を実現するには、管理会社や建設会社などのサポートも欠かせない。

従来の保険の補償対象外もカバーする"ヘーベル災害保険"

万が一の自然災害からの復旧に備えておきたいのが、火災保険・地震保険で、ほとんどのオーナーが加入していると思います。
しかし、地震や水害による建物自体の損傷は軽微なものが多く、その場合は保険の補償対象外です。例えば、地震保険では地震によるエントランスや屋内共用廊下などのクロスの破れは補償対象外です。また、床下浸水した場合、火災保険の特約で給湯器などの機械設備は補償されるケースもありますが、汚水が流れ込むこともあり、その後の土壌消毒まではカバーされません。

そこで、従来の火災保険(水災)や地震保険ではカバーされなかった災害修復工事をサポートする「ヘーベル災害保険」をヘーベルハウス・ヘーベルメゾンのオーナー様限定で開発しました。
この保険は、今加入している保険にプラスして加入することができます。軽微な損傷とはいえ修復費用はかかりますので、経営に影響する修復費の支出を抑えることができ、災害に対する復旧力を高めることができます。

■一般的な火災保険(水災補償)

■地震保険との比較

「ヘーベル災害保険」の詳細についてはコチラをご覧ください。

災害での損傷は軽微なものが多く、従来の保険では補償対象外の場合が多い。軽微な損傷もカバーする保険の加入も費用面での復旧力を高める。

ジャパン・レジリエンス・アワードを5年連続受賞

ジャパン・レジリエンス・アワード5年連続受賞

自然災害の多い日本では国土の強靭化は喫緊の課題です。そこで、強靱な国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等に取り組んでいる企業・団体を評価・表彰する制度「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」が2014年に創設されました。
旭化成ホームズ及び旭化成ホームズ少額短期保険株式会社では、第9回ジャパン・レジリエンス・アワード2023「最優秀賞」を受賞しました。今回の受賞で5年連続となります。

今回の受賞は、先に紹介した「独自のヘーベル災害保険とワンストップのサポート体制が災害時の安心提供を強化する」と評価されたものです。
実際、被害に遭い保険を適用するには煩雑な手続きが必要となり、修復作業も遅れがちになってしまいます。被害に遭われた際に、アフターサービス窓口である「ヘーベリアンセンター」に連絡をすれば、保険手続きに必要な面倒な手続きや作業を大幅に削減できるというものです。
また、修復工事を旭化成ホームズで行う場合は、旭化成ホームズグループ内で連携しているため、修復工事の依頼と、保険対応の依頼は、別々に行う必要がありません。オーナー自身も被災する中、安心して速やかに取り組めるワンストップサポートです。

■ワンストップサポート

災害保険の適用には、管理会社、保険会社、修復工事会社等の連携が早期修復につながる。旭化成ホームズでは独自の保険商品とワンストップサポートが評価されジャパン・レジリエンス・アワード2023「最優秀賞」を受賞。

土地活用・アパート経営の資料プレゼント

セミナー・イベント情報を見る

窓口・WEB・電話で相談する

▲ページトップへ

マンスリーレポートトップへ