2013年9月1日
旭化成パックス株式会社
旭化成パックス(株)は、2013年9月1日、神奈川県茅ヶ崎市で開催された「サザンオールスターズ 茅ヶ崎公演・パブリックビューイング」において、回収したポリプロピレン樹脂(PP)製の飲料カップによる発電に取り組みました。これは、今年8月から、提携したお店や海の家などにPP製カップの使用と回収のご協力をいただき、回収したものを油化して電力を得、パブリックビューイング当日の全会場内で使用する電気に充当したものです。(当日、会場内で飲料販売等に使用されたPPカップは、使用後に回収しました)
油化とは、PP製のカップを破砕分解し、加熱して、原料である石油に戻すことです。
この取り組みは、旭化成パックスと、油化機メーカーの(株)ブレスト、油化された油を使用して発電を行う新日本建販(株)(デンヨー社製の発電機を提供)の3社が協力して、実現する運びとなったもので、旭化成パックスは、PP製カップを提供しました。茅ヶ崎市と茅ヶ崎市観光協会の後援を受け、実施のもようは会場内の大型モニターおよび茅ヶ崎市内でPRされました。
屋外のイベントなどで便利に使われているPP製カップですが、飲用時のみならず、使用後も、回収し油化することで、発電というかたちで省エネに貢献することができます。旭化成パックスでは、今後も、飲料容器の製造・販売と環境への貢献を両立させるよう努めてまいります。
以上