宮崎県延岡市の自社敷地内に、「津波避難タワー」を建設しました

2013年12月17日
旭化成株式会社

 2013年12月、旭化成・延岡支社は、グループ会社の旭化成新港基地(株)敷地内に、地震時に発生する津波から避難できる場所として、津波避難タワーを建設しました。

 旭化成新港基地(株)は海岸線から250メートルの近さにあり、最寄りの高台まで自転車で15分程度もかかっていました。九州では初めてとなるこの津波避難タワーの高さは地上12.55メートル、海抜17.35メートル。敷地内で働く従業員約60人の2倍にあたる約120人を収容できる広さをもち、地震発生時に周辺にいる一般の人々や釣り人などにも避難してもらえる場所にあり、地域防災にも貢献します。さらに、2014年2月下旬には、同じく海岸沿いにある旭化成・日向化学品工場内にも津波避難タワーが完成する予定です。

 旭化成の延岡・日向地区では従来より「震災・津波プロジェクト」に取り組んでいますが、日向灘地震に対する防災・減災対策はほぼ目処が立ち、現在は、南海トラフ巨大地震に対し、人命を守ることを第一に考え、重要設備の耐震・津波対策を進めています。

以上


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