2006年5月18日
各 位
旭化成エレクトロニクス株式会社
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中国(蘇州)における感光性ドライフィルムレジスト生産能力の大幅増強について
――1億m2/年増強で、中国での生産能力1億8,000万m2/年体制に―― |
旭化成エレクトロニクス株式会社
(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鴻巣 誠)は、このたび、
中国で急増するプリント配線板回路形成用感光性ドライフィルムレジスト
(DFR、商標:「サンフォート」、以下DFR)の需要に対応するため、
中国における同製品の製造販売会社である旭化成電子材料(蘇州)有限公司の生産能力を
年産1億m2増強することにしました。稼動開始は本年7月の予定です。これにより、
生産能力は現在の年産8,000万m2から1億8,000万m2と大幅に拡大いたします。
今後も中国で需要増が見込まれる中、安定供給体制を整備し、トップメーカーとしての
地位をいっそう強固にしてまいります。
記 |
1. |
背景、経緯 |
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DFRは、パソコン・携帯電話・自動車用電装品等に
使用されるプリント配線板の回路形成に使用されています。
当社のDFRは、日本国内で約40%のトップシェアを有し、近年は台湾、中国、韓国に
スリット拠点を整備しアジア地域での拡販を進めております。
中国では、2002年に蘇州に日本の富士工場に次ぐ第二のDFR生産拠点
(原反製造からスリット加工まで)を設立し、現在、年産8,000万m2の生産能力を有しております。
携帯電話やパソコン・デジタル家電市場が急成長し、主要顧客であるプリント配線板メーカーの一層の
中国シフトが進んでおります。
これに伴い、DFRの中国市場での需要が、更に拡大することが見込まれます。
急増する需要に積極的に対応することで、中国でのシェアを拡大することを狙い、
年産1億m2の大幅な生産能力増強をいたします。
これにより、年間総生産能力は1億8,000万m2となります。
今回の生産能力増強で、当社は中国最大のDFR供給能力を有するメーカーとなり、
世界市場においてもトップレベルの地位を確保することになります。
なお、日本の富士工場は高機能分野への対応を更に強化させる方針です。
今回の増設により、お客様のご要望・ご期待に安定的にお応えできる供給体制を築くととも
に、販売体制・研究開発強化に取り組み、より一層の事業体質強化を図ることに努め、
この分野での世界トップメーカーの地位を揺ぎないものにしていく計画です。 |
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2. |
能力増強計画の概要 |
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工場立地: |
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旭化成電子材料(蘇州)有限公司内 |
能力増強: |
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1億m2/年(中国での総生産能力1億8,000万m2/年)
今回の能力増強により、旭化成グループの総生産能力は富士工場とあわせて
2億7,000万m2/年となります。
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稼動時期: |
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2006年7月 予定 |
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【ご参考】 |
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<旭化成電子材料(蘇州)有限公司の概要> |
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社 名: |
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旭化成電子材料(蘇州)有限公司 (英名:Asahi Kasei Electronics Materials (Suzhou) Co., Ltd.) |
設立年月: |
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2002年5月 |
立 地: |
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中国 江蘇省 蘇州市 蘇州工業園区 |
資 本 金: |
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2,230万USドル |
株 主: |
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旭化成エレクトロニクス株式会社 100% |
事業内容: |
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プリント配線板回路形成用感光性ドライフィルムレジスト「サンフォート」
の製造および販売
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以上
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