1.背景 |
旭化成エレクトロニクスは、
2003年に旭化成グループのエレクトロニクス部門の事業会社として発足し、
旭シュエーベル、旭化成電子及び旭化成マイクロシステムの中核関係会社3社
を含めたグループ運営をしております。
この間、IT・デジタル家電を中心としたエレクトロニクス業界の活況を受け、
既存事業は順調に拡大してまいりましたが、今後旭化成グループの新中期経営計画
(『Growth Action - 2010』)で発表いたしました通り、
エレクトロニクス事業領域において、下記の目標を掲げ更なる事業拡大を
目指しております。 |
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電子材料事業領域においては、既存事業の拡大・
高付加価値化に加え、新規用途の開発加速を図ります。 |
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電子部品事業領域においては、
ミックスドシグナルLSIの拡大及び新たなセンサー応用商品等事業創出拡大を図ります。 |
これらを達成していくためには、
それぞれの会社にて行ってきた事業を一体運営し、各事業領域でよりスピード感のある
事業運営の構築が必要と考え、来年4月をもって事業体制の再編成をすることとしました。 |
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2.組織再編の骨子 |
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旭シュエーベル、旭化成電子および旭化成
マイクロシステムのそれぞれの営業・開発部門を旭化成エレクトロ二クスに吸収統合
し一体運営をしていきます。 |
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旭化成エレクトロニクスでは、
内部組織を大きく電子材料、電子部品の2つの事業領域に分け事業運営をします。 |
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旭シュエーベル、旭化成電子および旭化成マイクロシス
テムは、新体制移行後も現在の担当事業の製造部門として継続運営します。 |
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旭化成テクノシステム、旭化成マイクロシステム九州、
および海外関係各社は従来通りの機能で運営します。 |
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<ご参考> |
旭化成エレクトロ二クスグループの概要 |
[旭化成エレクトロ二クス株式会社] |
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事業概要: |
電子材料(感光性ポリイミド前駆体「パイメル」、
感光性ドライフィルムレジスト「サンフォート」、ペリクルなど)、電子部品(「ファインパター
ンコイル」など)の製造販売、及び各種電子材料、電子部品の研究・開発。 |
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設立年月: |
2003年10月 |
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資本金: |
30億円 |
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従業員数: |
約300人 |
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連結売上高: |
1,029億円(2006年3月期決算) |
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[旭シュエーベル株式会社] |
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事業概要: |
プリント配線板用ガラス織布の製造・販売。 |
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設立年月: |
1971年2月 |
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資本金: |
6億4,800万円 |
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従業員数: |
約150人 |
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[旭化成電子株式会社] |
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事業概要: |
ホール素子・ホールIC等磁気センサーの製造・販売。 |
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設立年月: |
1980年7月 |
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資本金: |
4億円 |
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従業員数: |
約750人 |
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[旭化成マイクロシステム株式会社] |
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事業概要: |
アナログ・デジタルミックスドシグナルLSI等の設計・製造・販売。 |
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設立年月: |
1983年6月 |
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資本金: |
140億円 |
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従業員数: |
約900人 |
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尚、事業再編成後の各関係会社の体制につきましては未定です。 |
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