2007年5月15日

各 位
旭化成ケミカルズ株式会社



業務用ハンドクリーナー「ラッキーボーイ エコサーフ」新発売について
〜生分解性素材を使用した環境に優しい業務用ハンドクリ−ナーを新開発〜

 旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区 社長:藤原 健嗣)は、業務用ハンドクリーナー(※1)のトップブランド「ラッキーボーイ」を全面リニューアルした「ラッキーボーイ エコサーフ」を本年5月21日に発売しますので、お知らせいたします。
 「ラッキーボーイ エコサーフ」は、スクラブ材に生分解性樹脂を、洗浄成分に易分解性界面活性剤を採用することにより、環境負荷の大幅な低減と洗浄力の大幅な向上を両立させた、画期的な業務用ハンドクリーナーです。
 当社では、同商品の投入により、業務用ハンドクリーナー市場における一層のシェア拡大を図り、同商品の2010年度の売上高15億円を目指します。

(※1)油を使用することの多い現場向けの手洗い用洗浄剤。家庭用のハンドソープなどに比べ洗浄力が強いため、特に金属加工を伴う現場や印刷工場・自動車整備などで広く使用されている。


1.背景
   当社では、ヘルスケア事業を高付加価値系事業と位置付けており、中でも業務用ハンドクリーナー分野で1991年より販売を開始した「ラッキーボーイ」は、トップブランドとして全国の工場などで広くご使用いただいています。
 一方で、同分野では多種多様な商品が販売されており、中には排水に対する影響や皮膚に対するダメージが考慮されていない商品も多く見受けられます。そのために、工場などでは、排水による環境負荷、配管の詰まりや、従業員の手あれなどの問題が発生しており、より環境や人に優しいハンドクリーナーを求める声が高まっていました。
 当社では、こうした要望に一層応えていくため新しいハンドクリーナーの開発に着手し、このたび生分解性スクラブ材と易分解性界面活性剤を組み合わせた、新しいタイプの環境重視型ハンドクリーナー「ラッキーボーイ エコサーフ」の発売に至りました。
 
2.商品の特長
 
(1)環境への配慮
 
 「ラッキーボーイ エコサーフ」に採用されている生分解性樹脂スクラブ材は、環境中で水と二酸化炭素に完全分解され、また、分解性が高く排水負荷の少ない洗浄成分を使用しています。これにより、工場排水などの水質汚濁の指標となるBOD(※2)、COD(※3)などの測定値が大幅に改善するなど、環境負荷を低減させることができます。
(※2) BOD(Biochemical Oxygen Demand)= 生物化学的酸素要求量:水中の有機物が空気と接触しながら微生物に分解される時、分解に必要な酸素の量
(※3) COD(chemical Oxygen Demand) = 化学的酸素要求量:水中の有機物を酸化剤で酸化するのに必要な酸素の量
 
(2)洗浄力の向上
 
 新しい洗浄成分を採用することにより、グリース、切削油、エンジンオイルなどに対する洗浄力が一層向上しました。工場や整備、工事の現場など様々なシーンでご使用いただけます。
 
(3)皮膚への刺激性が少ない
 
 「ラッキーボーイ エコサーフ」は、皮膚刺激性試験の結果、当社従来品に比べ皮膚刺激性が軽減していることを確認しています。
 
(4) 使用感の向上
 
 従来のスクラブハンドクリーナー特有のぬめり感を大幅に減少させ、サッパリとした使用感を実現しました。当社のアンケート調査でも、大半の方が従来品よりも使用感が向上したと回答されています。
 
3.商品概要
 
(1)商品名 ラッキーボーイ エコサーフ
   
(2)商品構成
1.4kgポンプ付ボトル 3,000円/本
  ※詰替用 1.2kg袋、16kg缶、18kgボックス
10kg常設用ボックス 11,000円/個
18kg常設用ボックス 18,000円/個
 
4.発売日
  2007年5月21日(月)
 
5.販売目標
  2010年度 売上高15億円
 
「ラッキーボーイ」「エコサーフ」は旭化成ケミカルズ株式会社の登録商標です。
 
以上

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