2007年7月24日

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旭化成ファーマ株式会社




排尿障害改善剤「フリバス OD錠75mg」の発売について

 旭化成ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大江啓)は、本年7月6日に薬価収載された前立腺肥大症(BPH)に伴う排尿障害改善剤※1「フリバス」(一般名:ナフトピジル)※2の75mg口腔内崩壊錠※3「フリバスOD錠75mg」の販売を7月25日より開始しますので、お知らせいたします。

 前立腺肥大症(BPH)に伴う排尿障害は、男性高齢者が発症する疾患であり、高齢化社会が進む昨今では患者数が急増しています。当社では、1999年2月に同疾患を対象とする「フリバス 錠25mg・50mg」を発売して以来、2005年7月に「フリバス 75mg」、昨年7月に口腔内崩壊錠の「フリバスOD錠50mg」を発売し、排尿障害治療剤として広くご使用頂いております。この度発売する「フリバス OD錠75mg」をラインアップに加えることにより、患者様の服用に際する利便性を更に高めることが可能となります。
 当社では、今後も患者様の様々な服薬スタイルに対応出来る製剤の開発を進め、ますます加速する高齢化社会における高齢者のQOL(Quality of Life)向上に貢献していく所存です。


 
※1 前立腺肥大症(BPH)に伴う排尿障害
  膀胱の下にある尿道を取り囲む男性特有の臓器である前立腺が肥大する疾患が前立腺肥大症(BPH)。BPHを発症し尿道が圧迫される際に現れる、尿が出にくい、夜間頻尿などの不快な症状がBPHに伴う排尿障害と呼ばれている。
※2 「フリバス」
  BPHの発症に関与している前立腺・尿道平滑筋のα1受容体を遮断することより前立腺の収縮を抑制させるα1受容体遮断剤。尿道を広げて不快な症状を改善させる効能を持ち、特に夜間頻尿に有効という特徴がある。
「フリバス」は登録商標です。
※3 口腔内崩壊錠
  口腔内で唾液や少量の水で素早く溶けることにより、嚥下機能が低下した高齢者や、人工透析の治療中などで水分の摂取を制限されている患者様でも容易に服用できる錠剤。
 
以上



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