Language
Regional Site
旭化成せんい株式会社(本社:大阪市北区 社長:坂本正樹)は、スイム&アクアフィットネス素材の機能性を追求し、トータルブランド「Sunplay」を軸としたサブブランド展開を進めてまいりました。従来展開しておりました5つのサブブランド(ECO・爽乾・UV・iR・COOL MARINE)に、今年は「Sunplay EH」(仮称)を新たにラインナップいたします。また、水着素材向けのポリエステル原糸として「TECHNOFINE」‐DWT(仮称)を新規上市いたします。これらの新しい仲間の投入により商品力の一層の充実を図ると同時に、2009年は、“NEW STANDARD ~地球のためにできること~”をコンセプトとし、プロモーション活動にも一層注力することで、水着市場の活性化を図ってまいります。 昨今の水着市場につきましては、以下の通りと分析しております。 遊泳水着分野では、10~20代前半層の志向の変化や、消費者の価格に対する感度の高まりもあり、残念ながら全般的にはやや苦戦の状態が続いております。ただし、売り場構成の工夫や、アウター等とのセット企画といった需要喚起のための施策によって、前年実績をクリアする店舗・商品も現れてきており、ここ数年続いた市場規模漸減傾向に歯止めがかかることが期待されます。 フィットネス水着分野では、健康志向の高まりやメタボリック対策などの追い風もあり、成長が続いています。また、マスターズ水泳への参加者の増加も続いており、ライフスタイルとしてフィットネス水着を着用するシーンは着実に増加しています。しかし、昨年秋以降の景況感の悪化は消費者の節約志向に結びつき、スポーツジム会員数が減少に転ずるなどの先行きを懸念させる材料も現れはじめています。 競泳水着分野では、昨年の北京オリンピックで話題となった“レーザーレーサー”が与えたインパクトは非常に大きく、活性化しています。「水着によって記録が伸びる」といったシンプルで分かりやすいコンセプトを実感することで、トップ選手層は勿論のこと、一般選手層からアマチュア層までもが水着に対する関心を高めました。各ブランド間の開発競争も一層激化していますが、全体としての市場規模の拡大につながることを期待したいと思います。 2009年度の水着プロモーションの顔となる旭化成グループキャンペーンモデルには、蔵歩実(くら あゆみ 20才 愛知県出身)、史鷺(シー・ウンルー 18才 中国・黒龍江省出身)を起用いたしました。国内外において積極的なセールスプロモーション活動を展開してまいります。
※「iR」は赤外線(Infrared rays)を略語化したものです。
ページ上部へ