2008年6月30日

各 位
旭化成クラレメディカル株式会社



産学連携研究所(“TWIns Lab”)開設について
〜医理工学との産学連携による最先端医療技術創出の研究開発拠点〜

 

 旭化成クラレメディカル株式会社(本社:東京都千代田区 社長:吉田 安幸)では、東京女子医科大学・早稲田大学連携先端生命医科学研究教育施設(以下、「TWIns」)に設けられたメディカル・イノベーション・ラボラトリースペースに、「TWIns旭化成クラレメディカルLab」(略称:“TWIns Lab”)を7月1日に開設しますのでお知らせいたします。
 “TWIns Lab”は、医療現場の近くで医理工学と企業が産学連携して医療現場のニーズに応えるための研究開発拠点です。産学共同による研究協力を推進し、医療現場を基点とする最先端医療技術の創出を目指します。
 
 
1.開設する研究所の概要
  (1) 名 称 TWIns旭化成クラレメディカルLab
略称: “TWIns Lab”
  (2) 住 所 東京都新宿区若松町2−2 TWIns施設内
  (3) 開設日 2008年7月1日
  (4) 研究分野 次世代血液医療システム領域
  (5) 人 員 当初は数名でスタート予定
 
2.背景、目的
   旭化成グループでは、中期経営計画「Growth Action – 2010」において医療機器事業を重点成長領域と位置付け、国内外の生産、販売体制の強化など事業拡大を推進しております。研究開発においても、積極的な資源投入を行ない、世界に先駆けた革新的な血液医療システムの開発・普及を目指しております。
 今回その一環として、医学、理学、工学を融合させた独創的な研究開発を推進する新たな研究施設の中に研究開発拠点を設置することで、技術開発力の強化を図り新製品開発の加速を進めてまいります。
 “TWIns Lab”では、医療現場に近い利点を活かし医療技術ニーズの発掘、医療製品の現場での改良改善、新規研究開発のコラボレーション等を検討する計画です。
 
<ご参考>
1.旭化成クラレメディカル株式会社の概要
  (1) 代表者 吉田 安幸
  (2) 設 立 1974年7月24日
  (3) 資本金 8億円(旭化成ファーマ(株)93%、クラレメディカル(株)7%出資)
※旭化成ファーマ(株)は、旭化成(株)の100%出資会社
  (4) 本 社 東京都千代田区神田美土代町9−1
  (5) 工 場 延岡工場(人工腎臓向け中空糸膜紡糸他)、大分工場(人工腎臓他組立 加工)、中国工場(浙江省杭州市 人工腎臓組立加工)
  (6) 従業員数 約1,500名(2008年3月末)
  (7) 主要製品 人工腎臓、血液浄化(アフェレシス)関連製品等の開発・製造・販売
 
2.TWInsの概要
  東京女子医科大学と早稲田大学とが連携し、東京女子医大河田町キャンパスの隣接地 に本年4月1日に開設した研究教育施設。両大学が連携して代替臓器や再生医療、先 端工学医療用ロボット、遺伝子診断・治療技術など幅広い分野で共同研究を行ってい る。早稲田大学は先進理工学研究科などを、東京女子医大は既存の先端生命医科学研 究所などを同施設に移転。総勢400人以上となる研究者が共同で使用できる細胞培養、 動物実験等各種実験室がある。
 
以上
 

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