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1. 2010年度に向けた方針 |
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『Growth Action – 2010』では、「グローバル型事業の拡大」と「国内型事業の高度化」を戦略の柱として、拡大・成長へ向け事業ポートフォリオの転換を目指すことをコンセプトとしています。この方針に基本的には変更はありませんが、今般の経営環境の変動を踏まえ、特に以下の点に注力した経営を進めます。 |
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(1) |
エレクトロニクス事業及び医療事業を中心に、高成長追求事業の展開を加速します。エレクトロニクス事業は、省エネルギー・省資源の観点から製品群の拡充を進めます。また、高齢化社会の進展など高まるニーズを背景に、医薬・医療領域の既存事業と周辺事業の拡大、グローバル化を進めます。 |
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(2) |
各事業における高付加価値化の徹底と、水島地区のエチレンセンターの統合の検討を含む汎用事業のスリム化を図るとともに、R&Dの強化、M&Aの推進などにより事業構造の高度化を進めます。 |
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(3) |
「利益率」や「投資効率」を従来以上に重視した経営を行ないます。 |
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2. 設備投資計画 |
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『Growth Action – 2010』では、戦略的な投資を含め5年間で総額8,000億円の投資を予定していましたが、汎用事業の拡大投資を当面の間凍結し、その他の投資についても事業の状況を考慮しながら厳選して進めていくこととします。これにより、2010年度までの総投資額は、当初予定より1,300億円減額の6,700億円を予定します。 |
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3. 計数見通し |
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現在の損益状況及び経営環境を考慮し、2010年度の計数見通しを以下の通り見直しました。 |
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2007年度実績 |
2008年度実績 |
2009年度予想 |
2010年度見通し |
2010年度当初目標 |
売上高 |
16,968億円 |
15,531億円 |
13,550億円 |
13,500億円~15,000億円 |
18,000億円 |
営業利益 |
1,277億円 |
350億円 |
410億円 |
600億円~800億円 |
1,500億円 |
当期純利益 |
699億円 |
47億円 |
150億円 |
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800億円 |
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4. 2015年度の目指す企業像 |
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本年度以降、『Growth Action – 2010』の施策を着実に実行するとともに、将来の当社グループを見据えた事業ポートフォリオの転換を進めていきます。2005年度には営業利益の半分をケミカル事業・繊維事業が占めていた事業ポートフォリオを、2015年度にはエレクトロニクス事業と医薬・医療事業が全体の営業利益の半分以上を占める事業ポートフォリオへの転換を図り、資源や環境の問題に対応した、スピーディーで筋肉質な企業を目指していきます。 |
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以上 |
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