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1. 新事業開発棟設立の経緯と目的 |
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当社の中期経営計画の重点領域である電子・光学材料及び環境・エネルギー分野の研究開発、新規事業創出を強力に推進していくために、その原動力となる研究開発活動の一層の加速、新事業創出のスピードアップを図る目的で、2008年8月より新研究施設の建設を進めてまいりました。
今般竣工し運用を開始する新事業開発棟は、ユーザーのニーズに的確に対応した革新技術の創出を通じて新しい事業・市場を創造する拠点とし、そのための「クリーン」・「微細」・「高純度」に対応する研究設備を備える新しい研究開発施設です。今後、当社グループ内のみならず社外との共同研究開発も含めて新事業開発を推進してまいります。 |
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2. 新事業開発棟の基本コンセプト |
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新事業開発棟は、当社のコア技術と先端技術を組み合わせ、さらにそれらを融合させることで新技術を生み出し、マーケットに直結した新事業開発を行うことを目的としています。 |
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(1) 大型クリーンルーム |
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量産試作ラインや実用性能評価設備をタイムリーに投入しユーザー開拓につなげる、大型クリーンルームを設置しています。 |
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(2) 共同研究が容易に実施可能なコラボレーション専用施設 |
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国内外の顧客や研究機関、大学等との共同研究が容易に実施可能な専用の施設を設けました。 |
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(3) 世界へ情報を発信・交流できる機能 |
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国際的なフォーラム開催等、世界へ情報を発信・交流できる会議室・講演会場等の設備および充実したIT機能を備えています。 |
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(4) 自然環境に配慮 |
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最新の省エネルギー機能を盛り込み、屋上緑化・氷蓄熱冷房・光触媒外壁等を備え、さらに一部太陽光発電を設置し自然環境や業務環境にも配慮しています。 |
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3. 新事業開発棟の概要 |
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(1) |
名称 |
新事業開発棟 |
(2) |
住所 |
静岡県富士市鮫島2-1 旭化成(株)富士支社内 |
(3) |
建物の概要 |
実験棟及びコラボ棟
床面積 22,300m2 |
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内、 |
実験棟 |
5階建 |
約15,300m2 |
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コラボ棟 |
5階建 |
約 7,000m2 |
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(4) |
投資金額 |
約100億円 |
(5) |
工期 |
2008年8月着工
2009年9月運用開始 |
(6) |
研究分野 |
電子・光学材料及び環境・エネルギー関連材料分野 |
(7) |
想定人員 |
約300名 |
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新事業開発棟 |
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![新事業開発棟](img/ze090901.jpg) |
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以上 |
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