2009年9月30日

各 位
旭化成株式会社


植込み型心電用データレコーダ「Reveal DX」販売開始について
 

 旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蛭田 史郎)は、植込み型心電用データレコーダ「Reveal DX」の本年10月1日からの保険適用開始の決定に伴い、同日付で「Reveal DX」の国内販売を開始することとなりましたので、お知らせします。

 「Reveal DX」は、2008年7月に当社が日本メドトロニック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:島田 隆)より国内における独占販売権を取得した、日本初の植込み型診断用医療機器です。胸部皮下に挿入することで、原因不明の失神に対して高精度の心電図診断を実現し、失神の原因が不整脈由来かを的確に特定することが可能となります。
 当社では、これまで新事業本部の先進医療機器センターにおいて「Reveal DX」の販売開始に向けた準備を進めてきましたが、この度の保険適用開始に伴い、不整脈・失神の診療を専門とする医療機関への販売を開始します。
 
 
<ご参考>
「Reveal DX」について
 
販売名 メドトロニックReveal DX
一般的名称 植込み型心電用データレコーダ
使用目的 原因が特定できない失神のある患者に適応される。医師が必要と認めた検査で診断できない患者の皮下に植え込み、皮下心電図を記録、保存することによって診断を行う植込み型診断用医療機器である。
製造販売 日本メドトロニック株式会社
保険適用開始日 2009年10月1日
販売開始予定日 2009年10月1日
特定保険医療材料価格 1個 422,000円
   
原因不明の失神について
  日本では、毎年20万人の失神患者が病院に搬送されていると推定され、そのうち20〜30%は従来の検査方法では診断できない原因不明失神とされています。原因不明失神の中には生命にかかわる重篤な不整脈が関与していることがあるため、的確な鑑別診断方法が求められています。
   
日本メドトロニック (Medtronic Japan Co., Ltd.) について
  日本メドトロニックは1975年の設立以来30年以上にわたり、生体工学技術を応用し、慢性疾患をお持ちの方々の痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばす医療機器を通して人類の福祉に貢献することを目指しています。メドトロニックが提供する先端医療技術は、心臓疾患をはじめ、パーキンソン病、糖尿病、脊椎疾患、脳疾患、慢性的な痛みなど慢性疾患を広くカバーしています。
ウェブサイトhttp://www.medtronic.co.jp/
   
 
「Reveal」は Medtronic,Inc.の登録商標です。
   
   
  以上
   
   

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