2012年1月26日
旭化成不動産レジデンス株式会社
旭化成不動産レジデンス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:渡辺 衛男)は、横浜市港南区の旭化成の旧社宅・グラウンド跡地において建設中のマンション・戸建の一体開発プロジェクト「アトラス上大岡」の販売を開始いたします。
分譲マンション「アトラス上大岡ヒルズ」(総戸数139戸)は、2012年2月上旬より販売モデルルームを一般向けにオープンし、3月上旬より第一期販売を開始します。また、宅地分譲「アトラス上大岡ガーデン」(総区画数33区画)については1月7日(土)より販売を開始しました。
「アトラス上大岡」は、落ち着いた住宅街が広がる丘陵地の高台立地だからこそ得られる光と風の豊かな住環境を活かし、子育て世代が自然とのふれあいを感じて快適に暮らせる街を目指しました。社有地である利点を活かした手頃な価格設定とすることで、高いグレードの内装設備仕様でありながら一次取得者層にも求めやすい価格帯としています。
プロジェクト全体の街づくりにおいては“つなぐ”をコンセプトに、ここで育った子供たちの思い出に残り、将来自らが子育てする時期にここに戻ってきたいと思えるような、世代を越えて未来へつなぐ街にしたいと考えました。そのために、マンションと戸建からなる街全体で緑地協定を設定し、美しい緑の景観を一体となって管理することで、街としての価値を維持していくこととしました。また、戸建街区の建物を陸屋根タイプの「ヘーベルハウス キュービック」に統一することで、直線的な建物外観と豊かな緑が美しく調和し、マンションとの一体感を感じられるようにしました。
さらに、マンションと戸建街区のコミュニティをつなぐ工夫として、お互いに利用できる集いの場を設けました。戸建街区の公園をマンション居住者にも利用しやすい位置に設置したり、マンション建物内のオープンテラス付きラウンジ「つながりの間」も戸建居住者が利用できるようにしました。相互に利用しやすい集いの場を通して居住者どうしが交流をひろげ、つながりを育んでいくことを期待しています。
住戸設計では、旭化成ホームズ「くらしノベーション研究所」の知見を活かし、自然の恵みを活かした心地よい空間をつくる「移ろ居(うつろい)」のコンセプトを取り入れました。戸建街区内にはこの「移ろ居」をコンセプトにしたモデルハウスを本年9月頃に建築し、一般公開・見学を通して自然のリズムに寄り添った真に心地よく快適な住まいの提案を強めていきます。
また、戸建街区の全33邸については、その全てに太陽光発電システムを採用します。マンションも、共用部に使用する電気の一部を賄う太陽光発電システム(10.0kW)を屋上部に取り付け、太陽の恵みをエネルギーとしても取り込むことで環境に配慮した生活を実現しています。
※「移ろ居」とは、自然のリズムに寄り添い、真の心地よさ・健やかさを実現する住まい方です。季節や時間帯に合わせ心地よい場所を求めて居場所を変えることで、必要以上に設備を使用しないため、結果的に省エネルギー・環境負荷低減にもつながるライフスタイルです。「移ろ居」は旭化成ホームズ株式会社の登録商標です。
◆「アトラス上大岡」の特徴
1. 利便性の高い最寄り駅「上大岡」
最寄り駅となる「上大岡」駅は、京浜急行線本線と横浜市営地下鉄ブルーラインの2路線が利用可能で、「横浜」駅へ9分、みなとみらいや東京都心部をはじめ羽田空港にも直通でアクセス可能な利便性の高いターミナル駅です。駅周辺には商業・文化などの都市機能が集積しており、日々の暮らしをサポートする環境が整っています。
現地へは「上大岡」駅より徒歩約20分、またはバス10分・バス停より徒歩4分の立地となります。
2.「くらしノベーション研究所」の知見を活用
(1)自然の恵みを活かす住まい方「移ろ居」
光と風の豊かな住環境を活かし、自然のリズムに寄り添い、真の心地よさ・健やかさを実現する「移ろ居」の住まい方を提案しています。戸建街区に建築する「移ろ居」をコンセプトにしたモデルハウスでは、移ろ居行動を取りやすくするような様々な工夫を行い、自然のリズムに寄り添った暮らしを体感できるようにします。このモデルハウスは一般公開終了後は建売住宅として販売する予定です。
(2)子育て家族向け「+NEST」の採用
子育て期の家族の生活を「家事」「子育て」「自立」をふまえて総合的に支援し、家族間のコミュニケーションを深める「+NEST(プラスネスト)」の生活提案を行っています。マンションでは「+NEST」の4アイテムを全住戸プランに採用しました。
a.「+NEST空間」
子供の学習コーナーを家族の集まるLDKに設けることで、親・子ともに時間を共有でき、コミュニケーションを図ることができます。
b.「ペニンシュラキッチン」
家族誰もが忙しい一日の始まりの時間に、家族皆が周りを囲み、朝食準備や後片付けなどを手伝いやすいペニンシュラキッチン。家族皆で集まって家事協力を行いながらコミュニケーションや会話を楽しむ“朝だんらん”を実現します。
c.「家族ロッカー」
出しっぱなし、掛けっぱなしを解消し、子供たちに自分のものは自分で管理するという自立性を促すとともに、朝、子供と父親が一緒にロッカー前で身支度をする際のコミュニケーションを導く効果もある家族それぞれの専用ロッカーを設置しました。
d.「室内物干しコーナー」
共働き家族の約8割、専業主婦世帯でも約5割が夜洗濯をしているという調査結果を踏まえ、時間と天候を気にせずに洗濯ものが干せるスペースを確保しました。
(3)ライフステージの変化に伴う暮らし方の提案
共働き家族研究所モニターの協力により、子育て期のライフステージの変化に伴う暮らし方を支援する生活提案を行っています。この暮らし方の変化をご理解いただくため、マンションモデルルームにおいて、約5年ごとの3つのライフステージをご覧いただけるように、モデルルーム内の生活シーン(寝室、子ども部屋、収納など)を3回にわたりリニューアルする予定です。お客様が「また来たい」と思うような、時間の変化を味わえるモデルルームです。
3.マンション・戸建の両街区をつなぐデザイン
(1)緑地協定の活用
両街区一体となった美しい街並みと優れた住環境を次世代へとつなぐため、新たに設置した戸建街区の緑地エリアとマンション街区の緑地樹木(14本)について、横浜市の認可協定である緑地協定を設定しました。これに沿って植栽を管理したり勉強会を開くことなどを通じて、両街区の居住者どうしの交流が深まることを期待しています。
(2)施設の相互利用
両街区の居住者が共に使い合える空間のデザインとして、戸建街区の公園・緑地エリアをマンションに近い位置に設けることで、マンション居住者も使いやすくしました。夏祭りや樹木の勉強会などの活動の場としても活用できます。また、戸建街区に近いマンション建物内のオープンテラス付きラウンジ「つながりの間」についても戸建居住者が利用できるようにしました。各種セミナー、防犯・防災の勉強会などを開催することができる集会場としても活用できます。
◆「アトラス上大岡ヒルズ」その他特徴
1.中庭
建物に囲まれた中庭は、「たいようの庭」と名付けたおひさまのような円型の芝生とウッドデッキでデザインされ、子どもたちが裸足で遊んだりすることで自然の感触が愉しめます。その中庭に面するキッズコーナーやオープンキッチンのあるラウンジ「陽だまりの間」からも、中庭で遊ぶ子どもたちを見守ることができるので安心です。
また、「たいようの庭」の横にある丘は、星をイメージした球状の照明をバランスよく配置した「ほしぞらの丘」と名付けました。幻想的な景色の演出にとどまらない、あたたかい光が照らす丘です。
2.屋上庭園
この高台からの見晴らしと景色を大空のもとで愉しむための屋上庭園「そらテラス」。澄み渡った空と爽やかな風のもと、緑で囲まれたみんなの憩いの場として居住者どうしの交流を育みます。
3.防災
万が一に備えて、みんなで助けあえる準備として防災倉庫、かまどベンチ、簡易トイレ、非常用発電機といった防災対策を積極的に行っています。定期的に防災訓練も行う予定です。
4.一括受電
住戸単位で契約する低圧電力と違い、マンション一棟で高圧電力を契約する高圧一括受電システムを採用しました。送電効率に優れているため、通常の低圧に比べて電気料金が約5~10%安価に設定されます。
◆「アトラス上大岡ガーデン」その他特徴
1.全ての建物を2階建て陸屋根商品「ヘーベルハウス キュービック」に統一
戸建街区は建築条件付宅地分譲とし、全棟が世代を越えて長く住み継がれるのにふさわしいロングライフ住宅「ヘーベルハウス」となります。建物タイプも建築協定により2階建て陸屋根商品「キュービック」に限定し、外壁色を白色系6色からの選択とすることで、流行にとらわれずいつまでも飽きのこないシンプルな外観をつくります。キュービックのシンプルな外観には建築協定による外構樹木の緑が映え、四角いフォルムを基本としたシンプルモダンの美しい佇まいを実現します。
2.区画割の工夫により自然につくる、建物外壁面が雁行する美しい街並み
主な区画の隣地境界線を、あえて道路と直行させず斜めに区画割することで、建物外壁面が真っ直ぐではなくやや雁行して並ぶように街区全体をデザインしました。陸屋根商品「キュービック」の四角くシンプルな外壁面が段違いに雁行して連なることで、全体的な統一感が感じられ緑の映えるシンプルモダンの美しい街並みを形づくります。
(画像はウェブサイトhttp://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/にてダウンロードできます。)
【全体概要】
所在地 | マンション街区:神奈川県横浜市港南区大久保3丁目538番50他(地番) 戸建街区:神奈川県横浜市港南区東芹が谷1326番1他(地番) |
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交通 | 京浜急行本線・横浜市営地下鉄ブルーライン「上大岡」駅よりバス10分「水道橋下」バス停より徒歩4分 (または、マンション街区駅徒歩20分、戸建街区駅徒歩21分) |
開発総面積 | 14,969.51m2 |
販売に関する お問い合わせ先 |
分譲マンション販売:0120-922-488(10~18時、水・祝日定休) 宅地分譲販売:0120-711-730(10~18時、火・水・祝日定休) |
【アトラス上大岡ヒルズ物件概要】
敷地面積 | 8,136.50m2 |
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建築面積 | 3,517.21m2 |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造地上7階・地下1階建 |
総戸数 | 139戸 |
間取り | 2LDK~4LDK |
専有面積 | 70.09m2~95.24m2 |
駐車場 | 141台(機械式135台・平置式4台・来客者用平置2台) |
バイク置場 | 2台+ミニバイク置場16台 |
自転車置場 | 139台 |
予定販売価格帯 | 2,500万円台~4,400万円台 |
予定最多販売価格帯 | 3,200万円台 |
予定販売時期 | 第1期:2012年3月上旬~ |
販売戸数 | 第1期:未定 |
竣工予定 | 2013年2月末日 |
入居予定 | 2013年3月末日 |
事業主・売主 | 旭化成不動産レジデンス株式会社 |
設計・監理 | アーキサイトメビウス株式会社 |
施工 | 株式会社間組 |
【アトラス上大岡ガーデン物件概要】
用途地域 | 第一種低層住居専用地域、第一種高度地区、準防火地域 |
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建ペイ率・容積率 | 60%・100% |
開発面積 | 6,833.01m2 |
敷地面積 | 129.29m2~183.50m2 |
総区画数 | 33区画 |
販売区画数 | 第1期:10区画(9区画分譲済)、第2期:未定 |
販売区画面積 | 第1期:130.90m2~168.61m2、第2期:未定 |
販売価格帯 | 1期:2,010万円~3,042万円、第2期:未定 |
販売時期 | 第1期:2012年1月7日~、第2期:3月中旬 |
造成完成予定 | 2012年4月末日 |
以上