東日本大震災による当社グループへの影響について(第3報)

2011年4月1日
旭化成不動産株式会社

 2011年3月11日に発生いたしました東日本大震災により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げるとともに、一日でも早い被災地の復興をお祈りを申し上げます。
 当社の状況につきまして、2011年3月14日付および3月23日付にてお知らせしましたが、その後の被災工場の復旧対応について下記の通りご報告申し上げます。

1. 操業を停止している工場の復旧見通し

  • (1)旭化成パワーデバイス※石巻事業所(宮城県)
     石巻事業所では、電源系LSIの生産を行っておりますが、今般の震災により、停電、断水による操業停止、建屋内装および生産設備等の一部損傷がありました。
     その後の生産設備の点検・整備を進めてまいりました結果、4月5日より部分的に操業を再開できる見通しとなりました。なお、操業再開後、順次稼働範囲を拡大していく予定ですが、電力、原材料等の調達状況および現地物流機能の状況によっては、不安定な操業となる可能性があります。
    • 4/1に旭化成東光パワーデバイス株式会社から旭化成パワーデバイス株式会社に社名変更しています。
  • (2)旭化成建材境工場(茨城県)
     境工場では、ALC(軽量気泡コンクリート)の生産を行っておりますが、今般の震災により、停電による操業停止、製品在庫および建屋と生産設備等の一部損傷がありました。
     その後の生産設備の点検・整備を進めてまいりました結果、4月中旬より順次操業を再開できる見通しとなりました。なお、電力、原材料、燃料等の調達状況によっては、不安定な操業となる可能性があります。
  • (3)旭化成建材ネオマフォーム工場(茨城県)
     ネオマフォーム工場では、フェノールフォーム断熱材の生産を行っておりますが、今般の震災により停電による操業停止、製品在庫および建屋と生産設備等の一部損傷がありました。
     その後の生産設備の点検・整備を進めてまいりました結果、4月下旬には順次操業を再開できる見通しです。なお、電力、原材料、燃料等の調達状況によっては、不安定な操業となる可能性があります。
  • (4)旭化成メタルズ友部工場(茨城県)
     友部工場では、塗料原料アルミペーストの生産を行っておりますが、今般の震災によりタンク、生産設備等の一部損傷がありました。
     その後の生産設備の点検・整備を進めてまいりました結果、2~3ヶ月で操業再開できる見通しとなりました。

2. 業績への影響

 本震災による当社連結業績への影響は、現時点では不明です。業績への重大な影響が見込まれる場合には、速やかにお知らせします。

以上

本リリースのPDF版は こちら


ニュース


ページ上部へ