中国新拠点における感光性ドライフィルムレジストの工場建設について

2012年5月14日
旭化成イーマテリアルズ株式会社

 旭化成イーマテリアルズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:太田 哲朗)は、中国江蘇省常熟市にプリント配線板回路形成用感光性ドライフィルムレジスト(「サンフォート™」、以下ドライフィルム)の工場を建設することを決定し、このたび建設工事に着手しましたので、お知らせします。

1.背景、経緯
 ドライフィルムは、パソコン、スマートフォン・携帯電話、タブレットPC、自動車用電装品等に使用されるプリント配線板の回路形成に使用される電子材料で、当社のドライフィルムは、日本をはじめ、中国、台湾、韓国、及び東南アジア諸国で高いマーケットシェアを有しています。
 当社では、現在ドライフィルムの原反を静岡県富士市ならびに中国江蘇省蘇州市の二拠点で生産していますが、今後の電子機器市場の拡大に伴うドライフィルム需要の増加に対応するために、今般中国江蘇省常熟市の「旭化成電子材料(常熟)有限公司」において約120百万m2/年の能力を有する生産設備の新設を決定しました。
 当社では、今回の新設にとどまらず、将来的には需要の拡大に応じて同社においてドライフィルムの生産能力の更なる増強を進めるとともに、当社の他製品の製造販売拠点としての活用も視野に入れていきます。

2.旭化成電子材料(常熟)有限公司の概要

・所在地 : 中国江蘇省常熟市東南経済開発区
・資本金 : 40百万US$
・生産能力 : 約120百万m2/年
・稼動時期 : 2013年9月予定
・株主 : 旭化成イーマテリアルズ株式会社 100%
・事業内容 : 配線板用感光性ドライフィルムレジスト「サンフォート™」をはじめとする電子材料の製造及び販売

以上


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