2013年3月21日
旭化成ホームプロダクツ株式会社
旭化成ホームプロダクツ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山﨑 龍麿)は、このたび、日本において発売1周年を迎えた「Frosch」(フロッシュ)について、これまで市場投入してきた食器用洗剤及びキッチンクリーナーといったキッチン衛生用品の展開にとどまらず、本年秋以降、トイレやバスなどを含む、ハウスホールド全体における衛生用品市場へのカテゴリー拡充を図ることとしました。
今後も、環境や衛生に対する意識の高まりを背景に、「洗浄力」「人へのやさしさ」「環境への配慮」の3つのコンセプトを備えたフロッシュ事業を積極的に展開し、人びとのいのちとくらしに貢献していきます。
1.事業概況
フロッシュは、環境先進国ドイツで生まれ、世界40か国以上で愛されている日用洗浄用品のブランドです。昨年2月にドイツのヴェルナー&メルツ社との提携により、当社が日本において独占販売を開始し、現在は食器用洗剤で6種類、キッチンクリーナーで4種類(つけかえ用含む)の製品を販売しています。
宮﨑あおいさんを起用したテレビCMの放映や、累計40万本に及ぶサンプリングなど、積極的なプロモーションを実施しており、販売開始から1年間の売上高は当初計画の約150%の進捗率で推移し、消費者のブランド認知率も大きく向上しています。
売上高の比較
(2012年2月~2013年1月累計)
ブランド認知率の推移
(当社調べ:25~39歳既婚女性 首都圏在住)
2.今後の事業方針
消費者の環境や衛生に対する意識が高まる中で、「十分な洗浄力」と「手肌や環境へのやさしさ」を兼ね備えたコンセプトを評価いただいているフロッシュは、そのバランス設計を活かし、今後も事業成長が見込めるハウスホールド全体の衛生用品市場へ、製品ラインアップのカテゴリー拡充を図る計画です。その第一弾として本年秋には、「トイレクリーナー」を発売します。また2014年度春には、数多くの環境対応製品を取り扱うヴェルナー&メルツ社の知見と、旭化成グループの素材技術を融合した、共同開発による新製品も発売する計画です。
「サランラップ」や「ジップロック」に続く重点事業として、今後もフロッシュを積極的に展開し、2015年度にはフロッシュブランド合計で売上高50億円を目指します。
【製品紹介】
(1)製品ラインアップ | : | 食器用洗剤(ソーダ、オレンジ、グレープフルーツ、アロエヴェラ、シトラス、パフュームフリー) | ||
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容量 | : | 各500ml | ||
希望小売価格 | : | 各525円(税込) | ||
キッチンクリーナー(グレープフルーツ、レモン 各本体・つけかえ用) | ||||
容量 | : | 各300ml | ||
希望小売価格 | : | 本体 各525円(税込)、つけかえ用 各473円(税込) | ||
(2)販売計画 | : | 50億円(フロッシュブランド合計、2015年度目標) | ||
(3)販売チャネル | : | 全国の総合スーパー、食品スーパー、ホームセンター、ドラッグストアなど |
以上