中国における投資性公司の設立について

2012年6月4日
旭化成株式会社

 旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:藤原 健嗣)は、中国における更なる事業拡大推進のため、このたび中国上海市において投資性公司※である「旭化成(中国)投資有限公司」を設立し、5月25日より業務を開始しましたので、お知らせします。

1.背景

 当社では、2007年に上海市に「旭化成管理(上海)有限公司」を設立し、主に現地法人の事業インフラ支援や中国における新規事業のマーケティングなどの営業支援を中心とした業務を行ってきました。
 一方、当社グループにおける中国事業の位置づけはますます重要性を増しており、今後もグループ全体での事業拡大が見込まれています。この拡大に迅速に対応していくために、当社では従来の管理性公司から、さらに広い範囲での業務が可能となる投資性公司への移行を決定し、手続きを進めてきましたが、このたび「旭化成(中国)投資有限公司」として営業許可証の交付を受け、業務開始に至りました。

2.投資性公司の概要

名称 旭化成(中国)投資有限公司(英語名称:Asahi Kasei (China) Co., Ltd.)
所在地 中国上海市淮海中路999号
代表者 董事長総経理 熊谷治彦(前 旭化成管理(上海)有限公司董事長総経理)
資本金 3300万米ドル
出資 旭化成株式会社100%
業務範囲 投資業務、間接業務支援、販売業務、R&Dなど

3.今後の展開

 同社では、これまでの現地法人支援などの業務を引き続き行うとともに、今後中国における現地法人の設立などの投資活動を行うほか、将来的には販売機能やR&D機能を持たせることにより、グループ全体の中国における事業拡大をより迅速かつ効率的に進めるエリア戦略の拠点として積極的に活用していく予定です。

以上


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