テンプスタッフ・メディカル(株)と旭化成ライフサポート(株)の統合について

2012年8月28日
テンプホールディングス株式会社
旭化成株式会社

 テンプホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長兼社長:篠原 欣子)と旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤原 健嗣)は、本年11月1日付で、それぞれの子会社であるテンプスタッフ・メディカル株式会社と旭化成ライフサポート株式会社を統合することに、本日合意しましたので、お知らせします。

 なお、統合に際してはテンプスタッフ・メディカルを存続会社とし、出資比率はテンプスタッフ株式会社90%、旭化成10%となります。

1.経緯

 テンプホールディングスは、中期経営戦略の一つに専門分野への積極展開を掲げ、アウトソーシング事業や自治体需要への対応を強化しています。その中で、テンプスタッフ・メディカルでは健康診断の実施など健康支援事業に、テンプグループ全体では自治体の総合窓口化や各種就職支援事業の受託など自治体の需要対応に、取り組んできました。

 一方、旭化成は、健康サービス事業への参入のため旭化成ライフサポートを設立し、健康保険組合で義務化されている特定健診・特定保健指導のプログラム「げんき!家族応援団」や、自治体などの地域コミュニティ活動支援サイト「元気365」を提供してきました。

 そしてこの度両社では、今後の事業拡大を目指すためには自社の技術、ネットワークだけではなく他社との連携が不可欠であり、両社の統合により、営業ネットワークの活用・顧客サービスの幅と質の向上・経営の効率化など、健康支援事業および地域活性化事業における高い相乗効果を得られると判断し、合意に至りました。

2.新会社の概要

商号 テンプスタッフ・メディカル株式会社
本社 東京都新宿区
社長 中村 匡宏
資本金 60百万円
従業員数 約50名
事業内容 特定保健指導事業、食事分析・栄養指導事業、健康診断などの健康支援事業、地域活性化支援事業
持株比率 テンプスタッフ株式会社90%、旭化成株式会社10%

3.今後の展開

1)健康支援事業の強化

 医療費削減を目的に2008年より開始された、特定健康診断や特定保健指導制度の義務化により、健康保険組合(企業)などでは、組合員(従業員)への健康指導など、さらなる生活習慣病の予防が求められています。このたびの統合により、テンプスタッフ・メディカルの健康管理支援や健康診断の実施支援などの高いノウハウと、旭化成ライフサポートの特定健康診断や特定保健指導における高質で広範囲にわたるプログラムを融合することで、健康保険組合(企業)や健診機関へのワンストップサービスを実現し、健康支援事業における業務内容拡大と顧客満足度向上を目指していきます。

2)地域活性化支援事業(自治体などを対象とした受託事業)の強化

 各自治体では民間委託により、業務効率向上や住民サービス、地域コミュニティの活性化を強化しています。旭化成ライフサポートが運営する自治体などの地域コミュニティ活動支援サイト「元気365」の地域コミュニティノウハウと高いサイト運営実績にテンプグループの有する全国各地域の営業網を活用することにより、各自治体への営業機会の拡大を実践し、地域活性化支援事業の基盤強化とさらなる需要対応への取り組みを強化していきます。

<ご参考>

1.テンプスタッフ・メディカル株式会社の概要

本社 東京都渋谷区
社長 中村 匡宏
設立 2010年
資本金 60百万円
従業員数 約20名
事業内容 健康支援事業

2.旭化成ライフサポート株式会社の概要

本社 東京都千代田区
社長 土公 武俊
設立 2008年
資本金 490百万円
従業員数 約30名
事業内容 特定保健指導事業、食事分析・栄養指導事業、地域活性化支援事業

以上


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