マイコプラズマ抗原キット「リボテスト マイコプラズマ」の販売開始について

2013年8月6日
旭化成ファーマ株式会社

 旭化成ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:浅野 敏雄)は、マイコプラズマ抗原キット「リボテスト マイコプラズマ」の販売を本年8月8日より開始しますので、お知らせします。本製品は、昨年12月に製造販売承認を取得しており、本年8月1日から保険適用となりました。

 「リボテスト マイコプラズマ」は、旭化成株式会社と旭化成ファーマ株式会社が共同開発したマイコプラズマ感染の診断補助のための迅速診断キットです。免疫クロマト法(イムノクロマト法)※1を用いた抗原検査キットであり、簡便かつ特異性の高い検査が可能になります。従来のマイコプラズマ感染の検査方法は、時間がかかるうえ手技的に難しいことから、簡便かつ迅速な抗原検査キットが望まれていました。

 当社は、本製品がマイコプラズマ感染の迅速診断に大きく貢献できるものと期待しています。

 なお、本製品については、極東製薬工業株式会社を通じて販売します。

販売名 リボテスト マイコプラズマ
測定項目 マイコプラズマ抗原定性
測定方法 免疫クロマト法(イムノクロマト法)
測定目的 咽頭拭い液中のマイコプラズマニューモニア※2抗原の検出
(マイコプラズマ感染の診断補助)
判定時間 15分
保険点数 150点
製造販売承認日 2012年12月20日
製造販売元 旭化成ファーマ株式会社
販売元 極東製薬工業株式会社

<用語解説>

※1.免疫クロマト法(イムノクロマト法)

抗原抗体反応を利用した免疫測定法です。特別な測定機器を用いなくても目視で判定できる簡便な方法で、発色ラインの出現の有無によって陽性・陰性を判定します。

※2.マイコプラズマニューモニア(肺炎マイコプラズマ)

マイコプラズマ肺炎の原因菌です。マイコプラズマ肺炎は小児・若年者に多く発症し、症状としては発熱・頭痛などのほか長引く頑固な乾いた咳が特徴です。

「リボテスト マイコプラズマ」製品写真
「リボテスト マイコプラズマ」製品写真

以上


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