米国での樹脂コンパウンド第二工場起工式開催について

2014年10月1日
旭化成ケミカルズ株式会社

 旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小林 友二)は、このたび、米国の子会社 旭化成プラスチックスノースアメリカ(本社:米国ミシガン州、社長:John Moyer、以下、「APNA」)において、米国アラバマ州での樹脂コンパウンド第二工場の起工式を実施致しましたので、お知らせいたします。式典には、アラバマ州 通商局局長、須永 和男 在アトランタ日本国総領事ならびに当社関係者等が出席し執り行われました。

1.プラント建設の背景

 当社は、コンパウンド事業の拡充を機能樹脂事業の拡大のための重要な戦略と位置づけ、アジアおよび、米国ミシガン州のAPNAで事業の拡大を推進してまいりました。今般、米国南部を中心とした需要の拡大と顧客のニーズに応えた供給体制の拡充を図るため、アラバマ州においてコンパウンド第二工場を建設することを決定し、この度起工式を執り行い建設に着手しました。

 当社では機能樹脂事業の拠点を北米以外でも、日本、中国、タイ、シンガポール、ベルギーに有していますが、今後も顧客の要請に対応し、高品質、高性能の製品を提供していくため、市場ニーズに合わせた製品開発に取り組むとともに、更なる供給体制の拡大も検討してまいります。

2.プラントの概要

(1)立地 米国アラバマ州ライムストーン郡アセンズ
(2)生産能力 3万トン/年
(3)生産品目 ポリプロピレン、ポリアミドを中心とした機能樹脂コンパウンド品
(4)稼働予定 2016年初頭

(ご参考)

APNAについて

(1)社名   Asahi Kasei Plastics North America Inc.(旭化成プラスチックスノースアメリカ)
(2)所在地   米国ミシガン州リビングストーン郡ファーラビル
(3)設立   2000年7月、現社名には2005年8月より
(4)代表者   John Moyer
(5)株主   旭化成プラスチックスアメリカ100%
(旭化成プラスチックスアメリカは旭化成ケミカルズの100%子会社)
(6)事業内容   ポリプロピレン、ポリアミドを中心とした機能樹脂コンパウンド品の製造販売
(7)生産能力   10.5万トン/年


起工式で挨拶する小林社長


アラバマ州からの印章授与
左から、Greg Canfield (アラバマ州 通商局局長)、John W. Moyer
旭化成プラスチックスノースアメリカ社長、小林 友二 旭化成ケミカルズ社長

以上


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