樹脂コンパウンド事業のメキシコ現地法人設立について

2015年3月27日
旭化成ケミカルズ株式会社

 旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小林 友二)は、このたび、米国の子会社 旭化成プラスチックスノースアメリカ(本社:米国ミシガン州、社長:John Moyer、以下、「APNA」)において、メキシコ合衆国にて樹脂コンパウンド事業の現地法人を設立することを決定しましたので、お知らせいたします。

1.設立の背景

 当社の機能樹脂事業では、樹脂コンパウンド事業のグローバル展開を重要な戦略と位置づけ、アジアおよび米国での事業拡大を推進してまいりました。

 現在メキシコには、日系および欧米系自動車関連メーカーをはじめ、各社が相次いで進出しており、機能樹脂コンパウンド品の需要拡大が見込まれています。今般、お客様のニーズに応えた販売・技術サポートなどの現地体制を構築し、さらなる事業の拡大を図るため、メキシコ現地法人の設立を決定しました。

 当社では機能樹脂事業の拠点を日本、米国、中国、タイ、シンガポール、ベルギーに有しています。今後はメキシコ国内での販売・技術サポートを確立させ、現地需要にきめ細かく対応していくとともに、製造拠点の検討もしてまいります。

2.メキシコ現地法人の概要

(1)社名   Asahi Kasei Plastics Mexico Inc.(旭化成プラスチックスメキシコ)(仮称)
(2)所在地   メキシコ合衆国ケレタロ州ケレタロ
(3)設立   2015年6月(予定)
(4)出資比率   APNAおよび旭化成プラスチックスアメリカ合わせて100%
(旭化成プラスチックスアメリカは旭化成ケミカルズの100%子会社)
(5)事業内容   ポリプロピレン、ポリアミドを中心とした機能樹脂コンパウンド品の販売・技術サポート
(6)営業開始日   2015年9月(予定)

(ご参考)

APNAについて

(1)社名   Asahi Kasei Plastics North America Inc.(旭化成プラスチックスノースアメリカ)
(2)所在地   米国ミシガン州リビングストーン郡ファーラビル
(3)設立   2000年7月、現社名には2005年8月より
(4)代表者   John Moyer
(5)株主   旭化成プラスチックスアメリカ100%
(6)事業内容   ポリプロピレン、ポリアミドを中心とした機能樹脂コンパウンド品の製造販売
(7)生産能力   ミシガン工場 10.5万トン/年
アセンズ工場 3万トン/年(建設中、2016年初頭稼働予定)

以上


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