社会課題の解決と経済的利益の双方を追求しながら、持続可能な社会の実現に貢献するために、
ステークホルダーと連携し様々な活動を行っています。
ベンベルグ®は、サリーやデュパタなどの民族衣装用繊維として、インドで40年以上親しまれており、より心地よく美しく着られるよう、旭化成が技術開発や提案を続けています。原料の調達から最終製品に関わるステークホルダーへの技術支援および産学連携を通じて、労働者の収入向上や女性の社会進出促進などの課題解決にも取り組んでいます。これらの活動が評価され、2016年から国連開発計画(UNDP)が主導するビジネス行動要請(BCtA)に参加しました。
環境負荷の低いベンベルグ®のフィブリル加⼯技術、Velutine® Evo(ベルティーン®エボ)を開発しました。従来の加⼯に⽐べ、水やエネルギーの使用量を15〜20%程削減することが可能となりました。今後もパートナーと共に取り組みを拡⼤していきます。
ファッション産業では、環境負荷や人材育成が課題となっており、解決のための対策を検討し、様々な活動が行われています。
ベンベルグ®はセルロース繊維の一素材として、その推進役である主要な業界団体に積極的に参画し、業界の課題解決に貢献し続けます。
繊維素材に関する技術や教育支援を通じた次世代を育成する活動を、国内外で幅広く行っています。
今後も世界各国の教育機関や未来を担うファッション人材と共に、新たなプロジェクトに積極的に取り組んでいきます。