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健康寿命の延伸で変わる高齢者の賃貸ニーズ

入居者トレンド

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2020年11月 4日

健康寿命の延伸で変わる高齢者の賃貸ニーズ

2025年問題では、団塊の世代が後期高齢者(75歳)となり、介護・医療費など社会保障費の急増が懸念されています。一方で健康寿命も確実に延びていることから、高齢者のライフスタイルも多様化することが予想されます。そこで、課題となるのが暮らしの基本となる住まいのあり方です。今、元気な高齢者の賃貸ニーズが高まっています。

平均寿命よりも健康寿命の延びが示すもの

今年の7月、厚生労働省から最新の平均寿命が発表されましたが、男女ともに過去最高を更新しました。女性87.45歳、男性81.41歳、8年連続の更新です。背景には、健康志向の高まりと、医療技術の進歩があります。しかし、注目すべきなのは、平均寿命よりも「健康寿命」です。健康寿命とは、健康上の問題で日常生活を制限されることなく過ごせる期間を示します。

直近の健康寿命のデータ(2016年)は女性74.79歳、男性72.14歳です。特に2010年から伸び率が高まる傾向にあって、わずかながら平均寿命の伸び率を上回っています。ニッセイ基礎研究所では、2019年の健康寿命を予測し女性75.38歳、男性72.68歳としています。

また、厚生労働省では日本再興戦略で「健康寿命の延伸」を掲げ、2040年には2016年を基準に健康寿命をプラス3年以上延伸することを目標としています。そうなると、女性は77.79歳、男性は75.14歳となります。

■平均寿命と健康寿命の推移

健康寿命は年々延伸し、元気な高齢者が増加。2040年の目標は女性77.79歳、男性75.14歳。

夫婦二人で自宅よりも快適に暮らせる賃貸住宅

健康寿命の延びを見ても、元気なシニア世代は今後も増えていくことが予想されます。
そこで、課題になるのが元気なシニアのライフスタイルの起点となる「住まい」です。子どもたちが独立した自宅は、夫婦二人では広すぎて持て余してしまいます。施設に入るにはまだ早いとはいえ、今は元気でも、将来の健康不安がないわけではありません。元気な今を気ままに気兼ねなく、安心して暮らしたい。そんな元気シニアのライフスタイルを支える「住まい」が求められているのです。

そこで、開発されたのがヘーベルメゾンの元気なシニア向け賃貸住宅『ヘーベルVillage(ヴィレッジ)』です。
まず、こだわったのが設備や間取りです。夫婦二人でもほどよく、ゆったり暮らせる1LDK~2LDKの広い部屋を設定しています。実は、施設やサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)には、単身向けの間取りが多く、夫婦向けの広い間取りが少なく、それも『ヘーベルVillage』の人気の理由です。
『ヘーベルVillage』では広いリビングの他、家電置き場が一体となった調理のしやすいシニア用のオリジナルキッチン、靴の着脱時の転倒リスクに備えた手すりとベンチ付きの玄関なども兼ね備えています。また、共用部もバリアフリー仕様、共用のエレベーター付きで茶話会や定期イベントなど入居者同士の交流の場として使用できるコミュニティラウンジなどもあります。
健康長寿の秘訣は「外出・交流を楽しむ」「家の中を動く」「しっかり食べる」こと。『ヘーベルVillage』は、その暮らしをしっかりとサポートできる設備・仕様が揃っています。

ヘーベルVillage

■間取りの比較(ヘーベルVillageと高齢者向け住宅)

一般的な高齢者施設では、夫婦二人がゆったり暮らせる広さの間取りが少ない。『ヘーベルVillage』は夫婦二人が快適に暮らせる間取り・設備を実現。

今も将来も安心して暮らせる管理サービス

次に管理体制ですが、『ヘーベルVillage』では、医療機関や警備会社と連携し、「人」と「設備」による見守りサービスを行っています。
例えば、社会福祉士などの相談員による定期訪問やセンサーによる見守り駆けつけサービス、看護師による電話健康相談、連携医療機関の紹介などです。これらのサービスは、個別に手配するのは大変ですが、『ヘーベルVillage』では介護事業者や地域医療機関、警備会社の連携により実現できています。

安心して健やかに暮らし続けていただくための独自のサポート体制

「人」と「設備」による見守りサービスによって、健康や安心な暮らしをサポート。万が一の時に備えます。

将来のサポートサービスもオプションで。

『ヘーベルVillage』の入居者は、「フレイル期」といわれる健常な状態から要介護状態になるまでの方を想定しています。今は元気だけど、将来介護が必要になった際に必要なサービスも備えています。
例えば、「家事代行」「訪問介護」「訪問診療」などです。ご入居者が直接契約していただくことになりますが、オプションのサービスがすぐに利用できるというだけでも、日々の暮らしの中での安心感につながります。

また、入居希望者の中には自宅から移り住みたいという方も多くいらっしゃいます。その場合は、ご自宅の売却や有効活用など、ご希望に合ったご提案をします。
例えばご自宅を売却せずに、その土地を活用して、収入を得る方法としては、ご自宅を賃貸住宅に建て替えて、ご夫婦は『ヘーベルVillage』に住み替える方法があります。その場合、以下のようなシミュレーションが考えられます。

『ヘーベルVillage』に住み替えシミュレーション

超高齢社会では、2025年問題のように介護・医療の課題もありますが、元気な高齢者の「住まい」を軸とした暮らし方も大きな課題です。健康寿命を延ばすには、生活の質QOL(クォリティオブライフ)を高めていくことが必要だといわれていますが、そのためにも安心して暮らせる「住まい」の確保は極めて大事なことです。
そういった意味でも、『ヘーベルVillage』のような元気な高齢者の今と将来を支える賃貸住宅は、社会の課題解決の一つでもあり、オーナーにとっても大きな社会貢献となるでしょう。

将来の健康不安をサポートするサービスも用意しておくことで、入居者は安心して暮らせる。自宅からの住み替えサポートも提供。

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