豆腐の保存

高たんぱく低カロリーなヘルシー食材として、また安価で使い勝手のよいお助け食材として、食卓に欠かせない豆腐。水分が多いため食感が大きく変化し、冷凍に不向きと思われがちですが、実はその食感の変化が意外な効果を生みます。これからはむしろ積極的に冷凍したくなるかもしれません。
冷凍保存の方法
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「ジップロック®コンテナー(長方形1100ml)」に、「クックパー®クッキングシート」を敷き、1.5~2cmくらいの厚さに切った豆腐を重ならないように並べ、フタを閉めて冷凍室へ。
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豆腐が完全に凍ったら「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れかえ、空気を抜いてジッパーを閉め、冷凍保存。
※豆腐は凍結すると写真のように黄色っぽく見えますが、解凍するとほぼ元の色に戻ります。
使うときは
電子レンジで解凍(100gあたり、500Wで約1分30秒加熱が目安)し、よく水けを絞ってから調理します。 水分が抜けて「す」が入ったようになり、元のやわらかさ、なめらかさは失われますが、湯葉や高野豆腐のような弾力のある食感が楽しめます。味がしみ込みやすいので、含め煮にしてもおいしくいただけます。また、水きり時間が不要なのも、うれしいポイント。炒り豆腐や揚げ出し豆腐、肉団子に混ぜ込むなどの調理におすすめです。
商品によっても違いますが、もめん豆腐は高野豆腐に似たしっかりめの弾力が、絹ごし豆腐は湯葉に似たややしなやかさのある弾力が出ます。お好みで選ぶとよいでしょう。
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解凍すると、豆腐の水分が抜け、弾力のある食感に。
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手のひらに挟んで水けをしっかり絞れば、水きり完了。