ニューイヤー駅伝2011(第55回全日本実業団駅伝)

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2011年1月1日/群馬

 

 

集合写真

 

 

ベストメンバー揃わずも、5位入賞!

ニューイヤー駅伝2011(第55回全日本実業団駅伝)は元旦に、前橋市の群馬県庁前スタートで高崎、伊勢崎、太田、桐生を回って県庁前ゴールの100kmで行われました。
http://www.tbs.co.jp/newyearekiden/

1区の大西智也は12月に入って脚に痛みが出て、誤魔化しながらの調整になりました。
4区の最長区間の予定でしたが、大事をとって1区の起用になりました。
スローペースの中でギリギリまで我慢して、ラストスパートで東洋大学時代の同級生の若松選手(東京電力)を交わして、トップで2区白石賢一に中継しました。

インターナショナル区間の白石は、高速で駆け抜けるアフリカ勢に惑わされることなく、自分のペースを守り抜き、日本人トップの区間18位。
先頭から1分5秒遅れの14位で、深津卓也にタスキを渡しました。

深津は冷静な走りで8人をごぼう抜きし、6位で4区の佐々木悟に中継しましたが、大学同期の高林選手(トヨタ自動車)に33秒負ける悔しい区間3位でした。

11月末からウィルス性腸炎で苦しんだ佐々木が直前でやっと回復し、レース参戦に間に合いました。
佐々木は区間賞を獲得した佐藤選手(日清食品G)には抜かれましたが、中盤から藤田選手(富士通)に追い付き、激しく競り合いました。
トップとの53秒差を26秒まで縮めて佐藤智之にタスキを託しました。

佐藤は前半はまずますの走りをしましたが、後半は動きが止まり、先頭から45秒の5位で森賢大に中継しました。

森は、入社前からの持病に悩まされる苦しいシーズンでしたが、岩井勇輝と、大野龍二の体調不良で、5区への出番が回って来ました。
中盤、若干中弛みはありましたが、最後まで良く粘り、区間5位の走りをしました。

アンカー足立知弥へは、先頭の安川電機から47秒差、4位の日清食品Gとは23秒差の5位でタスキが渡りました。
頑張り次第では逆転も可能な位置でしたが、足立は最初から動きが悪く、前の4チームから、大きく離されてしまいました。

最後は失速してしまいましたが、前半4区までの貯金が生き、エース級の選手を欠いたメンバーながら、5位入賞を果たしました。

 

(2区)白石賢一   (3区)深津卓也   (4区)佐々木悟

 

ニューイヤー駅伝2011成績

旭化成 5位 4時間54分15秒
1区(12.3km) 大西智也 36分01秒 (区間1位)
2区(8.3km) 白石賢一 23分27秒 (区間19位)
3区(13.6km) 深津卓也 38分35秒 (区間3位)
4区(22km) 佐々木悟 63分59秒 (区間4位)
5区(15.8km) 佐藤智之 47分17秒 (区間9位)
6区(12.5km) 森賢大 37分09秒 (区間5位)
7区(15.5km) 足立知弥 47分47秒 (区間15位)

 

選手のコメント

<1区大西選手のコメント>
  (1区)大西智也

12月に入り、足の故障で練習もあまり出来ずに、ギリギリまで走れるかわからない状態で臨んだ大会でした。

しかし、なんとか走れる状態になり、本来走る予定の区間ではなかったのですが、スタートラインに立つことができました。

スタートしてからは、なんとか上位でタスキを繋ごうと思いながら走っていましたが、スローペースの結果、ラスト勝負まで大集団という展開になりました。

そこからは自分にも意地があり、負けたくないという気持ちも強かったのでなんとか先頭でタスキを繋ぐことができました。

今回は最低限の仕事はできましたが、自分の中で甘さや油断があったせいで元旦にピークを持っていくことが出来ませんでした。

その課題は、これからの練習や調整の中で修正して行きたいと思います。

最後に元日からたくさんの方が沿道まで足を運んで応援していただきありがとうございました。

 
<2区白石選手のコメント>
  (2区)白石賢一

4年ぶりにニューイヤー駅伝を走ることが出来ました。

今回は優勝を目指してきたので、絶対に自分自身が走って優勝メンバーになるんだと思っていました。

直前になってベストメンバー全員が走れる状態にはならず、優勝することは出来ませんでしたが、競争力がチーム内にあったからこその5位だったと思います。

3年も離れていると色々と変わったなと思うことがあり、一番は雰囲気が全然違うと思いました。

旭化成も新しくなったのだと感じました。

来年こそは優勝出来るように頑張っていきます。

 
<3区深津選手のコメント>
  (3区)深津卓也

初めてのニューイヤー駅伝という事で、緊張やプレッシャーがありましたが、その中でもうまく走れたと思います。

チーム状況が日に日に変動するという、不安定な状態でしたが、その中でも五位入賞できたことはうれしく思います。

来年のニューイヤー駅伝では万全の状態で臨めるよう日々、精進していきたいと思います。

 
<4区佐々木選手のコメント>
  (4区)佐々木悟

今年のニューイヤー駅伝では、初めて4区を走りました。

大会直前になって、やっと調子も上向いて来ましたが、少し不安がある中でスタートしました。

走りはじめてからは、イーブンペースで押して行く事だけを考えました。

結果、自分の持ち味、及び現状の力を出せたと思います。

今回の駅伝はいい経験が出来たので来年に生かしていきます。

 
<5区佐藤選手のコメント>
  (5区)佐藤智之

今回のニューイヤー駅伝では5区を走りました。

トップも見える5位でタスキをもらいました。

ほぼ同時にスタートした4位富士通と、10kmまでは並走しましたが、そこから離されてしまい、中継時にはトップとの差も広げられてのタスキ渡しとなりました。

1区から4区までいい流れで来ていましたが、自分のところで、その流れ、勢いを絶ち切ってしまいました。

2011年は自分自身、不甲斐ない結果でのスタートとなりましたが、これから挽回していけるように今年一年頑張っていきます。

 
<6区森選手のコメント>
  (6区)森賢大

今回、初めてのニューイヤー駅伝ということで、緊張しました。

入社してからケガや体調不良で、なかなか走る事が出来ませんでしたが、ニューイヤー駅伝を走らせて貰えたのも、みなさんの応援と監督コーチ、そしてトレーナーさんなど、色んな人の支えがあったからだと思います。

レースは難しい展開で、前を追わなければならない状況でしたが、自分の力不足により、追うことが出来ませんでした。

来年はもっともっと力を付けて、チームの優勝に貢献出来るようにしたいです。

 
<7区足立選手のコメント>
  (7区)足立知弥

今回、私はアンカーを走らせて頂きました。

内容としては、前を追うことが出来ず、不甲斐ない結果に終わってしまいました。

また気持ちを切り替えて、マラソンに向け練習していきます。

 

 

 

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