ニューイヤー駅伝2013(第57回全日本実業団駅伝)
2013年1月1日/群馬
4区から失速、無念の10位
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第57回全日本実業団駅伝は元旦に行われました。
今回は優勝が狙えるオーダーが組め、期待の中を1区の大西智也がスタートしました。
予想通りに宮脇選手(トヨタ自動車)が飛び出しました。
大西は直ぐに反応して二人になりました。
故障上がりで、ぎりぎりで大会に間に合った大西にはペースが速すぎて、後半離されました。
後ろの集団に追い込まれましたが、何とか2位で鎧坂哲哉にタスキを渡しました。
鎧坂は、外国人選手に翻弄されながら、日本人1位の区間19位の走りでした。
3区の深津卓也はマイペースで走り、徐々に順位を上げて行き、先頭と12秒差の3位まで上がり、区間賞の快走を見せました。
ここまでは予定した走りで、優勝の可能性を感じるレース展開でした。
4区の堀端宏行は一週間前に発熱し、その影響からか全く走れず、ブレーキになりました。
苦しい走りで、順位を10位に下げてしまいました。
この区間で優勝の可能性が無くなりました。
5区の佐々木悟は、前を追って積極的な走りでしたが、集団の先頭を走る形になりました。
後半は集団の中での走りになり、力を出し切れませんでした。
6区の大野龍二は精彩を欠いた走りで、大西選手(カネボウ)に突き放され、区間15位のブレーキになりました。
この区間で上位入賞の可能性が消えました。
アンカーの出口和也は前を追って飛び出しましたが、直ぐにペースダウンしてしまい、後ろの集団に吸収されて7位争いになりました。
小さなスパートの繰り返しに我慢できずに、尾田選手(トヨタ)のスパートで、ついに離れてしまいました。これで入賞もなくなりました。
出口が離れた集団はそのまま前を追い、ゴール手前で8チームによる2位争いとなりました。
ラストスパートが武器の出口だっただけに、勿体ないレースになりました。
来年への課題は、4区を走れる複数の選手の育成と、想定外の順位で来ても動じることなく自分の力を出し切れる、メンタル面の強化です。
個人の目標をクリアしながら1年間頑張ります。
応援をよろしくお願いします。
報告 監督 宗猛
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ニューイヤー駅伝2013成績
旭化成 10位 4時間56分10秒 | |||
1区(12.3km) | 大西智也 | 35分16秒 | (区間2位) |
2区(8.3km) | 鎧坂哲哉 | 23分30秒 | (区間19位) |
3区(13.6km) | 深津卓也 | 38分15秒 | (区間1位) |
4区(22km) | 堀端宏行 | 65分19秒 | (区間16位) |
5区(15.8km) | 佐々木悟 | 47分19秒 | (区間6位) |
6区(12.5km) | 大野龍二 | 38分42秒 | (区間15位) |
7区(15.5km) | 出口和也 | 47分49秒 | (区間5位) |
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選手のコメント
<1区大西選手のコメント> |
今回1区を走らせていただきました。 |
<2区鎧坂選手のコメント> |
2区のインターナショナル区間を走り、先頭と1分差でタスキを渡す事を目標に走りました。 |
<3区深津選手のコメント> |
3年目のニューイヤー駅伝は3区を任されました。 |
<4区堀端選手のコメント> |
今年もニューイヤー駅伝は4区を走りました。 |
<5区佐々木選手のコメント> |
今回4回目の5区を走りました。 |
<6区大野選手のコメント> |
今回ニューイヤー駅伝で初めての6区を走らせていただきました。 |
<7区出口選手のコメント> |
今回ニューイヤー駅伝で7区を走らせていただきました。 |
選手のプロフィールは こちら