第61回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会

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2013年9月20〜22日/埼玉

 

 

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9月20〜22日、第61回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会が、埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で開催されました。
http://gold.jaic.org/jaic/res2013/61jita/kyougi.html

初日の男子10000mタイムレース決勝、2組目に丸山文裕、3組目に大西智也が出場しました。

2組目は、1000mの通過が2分56秒とスローペースでのスタートとなりましたが、丸山は集団の中程をキープしました。

4000mで菊地選手(コニカミノルタ)が一気にペースを上げ、集団から抜けだしました。

丸山は、2位集団で我慢していましたが、7000m過ぎで徐々に遅れ出すと、その後粘ることができず、13位でゴールしました。

3組目は、外国人選手が先頭集団を引っ張り、1000m通過を2分43秒で滑りだしました。

日本人選手は、2000m過ぎて外国人選手から徐々に離され、宮脇選手(トヨタ自動車)、大西、柏原選手(富士通)と続きました。

4000mを過ぎた辺りで8位集団が形成され、大西はその中で粘りの走りをしましたが、ペースは上がらず、後続から小西選手(トヨタ自動車九州)が加わりました。

大西は、8400m過ぎで集団の前に出てペースを上げ、ラスト1周でさらにスピードアップして、2選手を捉え、日本人2位の6位でゴールしました。

2日目の男子5000m決勝には、鎧坂哲哉が出場しました。

スタートから外国人選手が先頭集団を引っ張り、1000mを2分48秒で通過しました。

2000m過ぎて集団のペースが一気に上がると、日本人選手では鎧坂だけがついて行きました。

3000mを過ぎて、ディランゴ選手(JFEスチール)、ディク選手(日立物流)がさらにペースを上げると、徐々に縦長の展開になりました。

鎧坂は、3位集団の中で粘りの走りを見せました。

そのままの状態で4000mを通過、残り1周で激しい競り合いになりましたが、残り50mで外国人選手2人をかわし、日本人トップの4位でゴールしました。

白石賢一は、5000m予選2組に出場しましたが、13位で予選敗退となりました。

 

第61回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会成績

男子10000m決勝2組
13位 丸山文裕 29分43秒43
男子10000m決勝3組
6位 大西智也 28分23秒95
男子5000m予選2組
13位 白石賢一 14分30秒20
男子5000m予選3組
7位 鎧坂哲哉 14分09秒00
男子5000m決勝
4位 鎧坂哲哉 13分42秒99

選手のコメント

<大西選手のコメント>
全日本実業団陸上の10000mに出場させていただきました。
今シーズンに入ってから10000mは3本目ですが、まともに走れていなかったので、 今度こそ結果を出さなければと思って試合に臨みました。
練習もしっかりできていて、不安なくスタートラインに立つことができましたが、本番では序盤から余裕がなく、早々に集団から離れてしまいました。
後半は粘ることはできたのですが、満足のいく結果とはいきませんでした。
これから駅伝シーズンに入っていくので、このまま故障なく練習を積み調子を上げていきたいと思います。
ありがとうございました。
 
<鎧坂選手のコメント>
昨年に引き続き5000mに出場しました。
昨年から後半に失速することが多く、欧州遠征でも課題となっていたのですが、今回のレースでは、後半も外国人選手と勝負することができました。
これからのレ ースでも後半に粘っていけるように、しっかり練習していきたいと思います。
応援ありがとうございました。
 

 

 

 

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