ニューイヤー駅伝2014(第58回全日本実業団駅伝)

一覧へ戻る

2014年1月1日/群馬

 

 

3区までは完璧な走り、中盤失速するも、アンカー出口のスパートで4位!

ニューイヤー駅伝2014(第58回全日本実業団駅伝)は、元旦に群馬県庁スタート、ゴールの100kmで行われました。

1区の大西智也は一番後ろの3列からスタートになりましたが、すぐに先頭に出てレースの主導権を握りました。
後半は、木滑選手(三菱重工長崎)と二人になりました。
後ろの集団と、一時は30秒以上の差になりましたが、ラスト3kmからペースが落ち、後続が追い上げを開始し、直後に迫ってきました。
最後にスパートで木滑選手を振り切り、6秒差で逃げ切りましたが、3位の富士通には、7秒差まで追い込まれました。

2区の八木勇樹は、高速の外国人選手に次々と抜かれましたが、自分のリズムを守り、いったん抜かれた外国人選手を数名抜き返しました。
インターナショナル区間で、日本人トップの走りでした。

3区の鎧坂哲哉は、前のチームに追いつき、5人の集団になりました。
後半は、星選手(富士通)との一騎討ちになりましたが、ゴール手前で振り切られて、3位で中継しました。
しかし、前半の貯金で区間賞を獲得しました。

4区岩井勇輝は、後ろから追い上げてきた、宮脇選手(トヨタ自動車)と、宇賀地選手(コニカミノルタ )に、16kmまでつきました。
しかし、大会前に脚の不調を訴えて、練習量を落としたのが響き後半失速、先頭から63秒差の4位で深津卓也にタスキを渡しました。

5区深津は、3km過ぎからペースを落としてしまい、トヨタ自動車九州、富士通、中国電力に抜かれ7位に後退しました。

6区の佐々木悟も動きに精彩を欠き、区間5位に終わりました。

7区の出口和也は、藤原選手(Honda)につき、ラスト4kmで4位争いの集団に追いつきました。
冷静に走った出口は、鮮やかなラストスパートで、集団のトップの、4位でゴールしました。

今回のレースで、4区以降の区間順位を比較してみると、
優勝したコニカミノルタは、3位、1位、1位、2位。
2位のトヨタ九州は、2位、3位、2位、1位。
旭化成は、10位、12位、5位、4位でした。

優勝するためには、後半区間の走りが重要となります。
終盤に失速しないスタミナ作りを課題に、これからも頑張りますので、応援をよろしくお願いします

 

ニューイヤー駅伝2014成績

旭化成 4位 4時間57分55秒
1区(12.3km) 大西智也 35分25秒 (区間1位)
2区(8.3km) 八木勇樹 23分20秒 (区間18位)
3区(13.6km) 鎧坂哲哉 38分42秒 (区間1位)
4区(22km) 岩井勇輝 1時間05分08秒 (区間10位)
5区(15.8km) 深津卓也 47分41秒 (区間12位)
6区(12.5km) 佐々木悟 39分02秒 (区間5位)
7区(15.5km) 出口和也 48分37秒 (区間4位)

 

選手のコメント

<1区大西選手のコメント>
(1区)大西智也  

今年は故障などなく、ある程度自信を持ってスタートラインにつくことができました。
その反面、プレッシャーが大きかったので、緊張もありました。
レースでは、外国人選手がいない旭化成にとって、1区での出遅れは致命的になるので、最低区間賞は取らなければと思って走り出しました。
またスローペースになると、大集団のまま次の区間に繋いでしまうと思ったので、始めから積極的にいきました。
中盤以降は全く余裕がなく、後ろとの差を詰められてしまったのは課題となりましたが、なんとか先頭でタスキを繋ぐことができました。
チームとしても満足のいく順位とはいきませんでしたが、今後につながる駅伝になったと思います。
駅伝が終わり、後は個人のレースが続きますが、今回のレースの反省を活かし、しっかり結果を残せるよう頑張りたいと思います。

 
<2区八木選手のコメント>
(2区)八木勇樹  

走りとしては、練習の力を発揮できるようになったのは収穫でしたが、優勝という目標を達成できず、力不足を痛感しました。
今回職場の方々や、応援してくださっている方々の声援が力になりました。
しかし、皆さんのご期待に応えられる結果を出すことができませんでしたので、これからもっと力をつけてトラックシーズンからしっかりと結果を残し、来年のニューイヤー駅伝でリベンジしたいと思います。
たくさんのご声援ありがとうございました。

 
<3区鎧坂選手のコメント>
(3区)鎧坂哲哉  

この区間は、2区で遅れたところを取り戻す区間で、最低限先頭の姿が見える位置に行きたいと思い走りました。
先頭の背中が見えるところまではきたのですが、残り少し追いきれず、さらに最後は2位争いに競り負けてしまい、3位でのタスキ渡しとなりました。
最終結果も、4位と悔しさの残る結果でした。
この悔しい思いを、1年後には喜びに変えられるよう精進しようと思います。
応援ありがとうございました。

 
<4区岩井選手のコメント>
(4区)岩井勇輝  

区間10位で、チームの順位も1つ下げてしまいました。
自分の力も十分には出し切れず、チームの目標も達成できなかったので、悔しい大会となりました。
しっかり練習して、次回の大会に備えていきたいと思います。
応援やサポートには心から感謝します。
ありがとうございました。

 
<5区深津選手のコメント>
(5区)深津卓也  

今年のニューイヤー駅伝は5区を走りました。
優勝を目標としていたにも関わらず、チームの良い流れを断ち切るような走りをしてしまい、とても悔いの残るレースとなりました。
この悔しさを忘れることなく、レースの反省点を洗い出し、来年のニューイヤー駅伝では、快走できるようにしたいと思います。
たくさんのご声援ありがとうございました。

 
<6区佐々木選手のコメント>
(6区)佐々木悟  

今回初めて6区を走りました。
前との差を詰めるどころか離されてしまい、役割を果たせませんでした。
福岡国際マラソン、ニューイヤー駅伝と、中途半端な結果に終わっているので、もう一度体調を整えて、マラソンに向けて頑張ります。

 
<7区出口選手のコメント>
(7区)出口和也  

今回3年連続7区を走らせてもらいました。
3回の中で、一番上手く走れたと思います。
今回は4位争いをしましたが、次回は優勝争いができるように頑張ります。
これからも、応援よろしくお願いします。

 

 

 

 

選手のプロフィールは こちら

 



ページ上部へ