第69回びわ湖毎日マラソンが3月2日、滋賀県大津市皇子山陸上競技場を発着で行われました。
旭化成陸上部からは佐々木悟が参加しました。
http://www.lakebiwa-marathon.com/

午前中は、絶好のコンディションでしたが、試合が始まるころには日差しが出て、暑さを感じる天候になりました。

佐々木は、スタートから冷静に先頭集団の中でレースを進めました。

1km3分のペースを30kmまでの設定で、3人の外国人選手が、ペースメーカーを務めました。

多少の上がり下がりはあったものの、ほぼ設定どおりのペースでレースは進みました。

予定の30kmでペースメーカーがいなくなると、残っていた日本人選手は佐々木のみとなりました。
30kmの先頭スプリットは1時間30分29秒、佐々木は5秒遅れでこれに続きました。

いったん先頭から離された佐々木でしたが、33kmで再び追いつき、スローペースを嫌って、35km過ぎには自ら先頭に立つ積極性を見せました。
そこからは、ウォルク選手（エチオピア）、キプルト選手（ケニア）と佐々木の3名による先頭争いとなりました。

残り4km付近で優勝したウォルク選手がペースを上げると、佐々木は離されてしまったものの、単独3位で懸命に前を追いました。

2位のキプルト選手の、すぐ後ろに続いてトラックに入った佐々木は、宗監督の激励に応え2位に浮上、最後の力を振り絞ってゴールしました。

結果は自己記録を大幅に更新、2時間9分47秒と、見事にタイムが2時間10分を切るサブテン入りを果たしました。