第60回朝日駅伝
2009年1月12日/福岡
岩井が区間新記録で大逆転の快走!
第60回の朝日駅伝は1月12日の成人の日に博多駅前をスタート、北九州小倉城前ゴールの99.9kmて行われました。
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前日から雪がばらつき、厳しいコンディションの中をスタートしました。
1区の豊後友章はスローペースの中、集団でレースを進めました。ラストスパートで敗れ、先頭の藤山選手から1秒差の4位で中継しました。
2区の佐藤智之は3チームで競いながら八木山に差し掛かりました。一旦単独トップに立ちましたが、後ろから来たギタウ選手(JFE)が追い付いて来て4人になりました。上り切る1km手前で佐藤が離れ先頭のギタウ選手から13秒差の4位で3区の堀端宏行にタスキを渡しました。
堀端は山陽特殊製鋼とJFEを抜いて2位に上がりトップの安川電機を6秒差まで詰めましたが、最後に離され3秒差の区間2位の走りでした。
4区の佐々木悟は15秒差を徐々に詰め安川電機に追い付きました。立石選手(安川電機)と並走してる間にホンダのメコネン選手が追い上げラスト5kmで2人を追い抜きました。佐々木は31秒遅れの2位で3位の安川電機を12秒離しました。
5区の足立知弥は動きが今ひとつで、2kmでホンダに10秒離され、安川電機に追い付かれました。中継ではホンダから26秒、安川電機から17秒離されての3位での中継になりました。
6区は前夜に瀬戸口賢一郎が急病になり、土橋啓太と急遽入れ替えました。調整なしで臨んだ土橋の動きが鈍く、前の2チームから大きく離されてホンダから1分56秒、安川電機から1分15秒離されてしまい、誰もが優勝をあきらめ掛けました。
7区の岩井勇輝は積極果敢に優勝を狙って飛び出しました。小さなアップダウンのコースを快調に飛ばし、10km付近で安川電機を抜き去ると、ホンダが見え始めました。岩井は緩めることなく、攻めの走りに撤してラスト1.5kmでついにホンダの秋山選手を捉え、大逆転の快走で、3年連続27回目の優勝テープを切りました。
第60回朝日駅伝成績
1位 旭化成 4時間48分29秒 | ||||
1区 | 豊後友章 | 43分35秒 | (区間4位) | |
2区 | 佐藤智之 | 29分43秒 | (区間4位、区間新) | |
3区 | 堀端宏行 | 30分22秒 | (区間2位) | |
4区 | 佐々木悟 | 42分47秒 | (区間2位) | |
5区 | 足立知弥 | 46分51秒 | (区間2位) | |
6区 | 土橋啓太 | 49分36秒 | (区間3位) | |
7区 | 岩井勇輝 | 45分35秒 | (区間1位、区間新) |
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