第64回びわ湖毎日マラソン

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2009年3月1日/大津

 

清水将也   佐々木悟   清水将也(中央)

 

 

清水2段スィッチ切り替えで世界陸上代表入り!

第64回びわ湖毎日マラソンが世界選手権(8月、ベルリン)の選考を兼て3月1日に行われました。

雲の間から時たま差す日差しがきついコンディションの中でレースはスタートしました。

清水将也はスタートから”弟には絶対負けたくない!”のスィッチを入れ、先頭グループの前の方で弟の智也選手(佐川急便)と並走する様にレースを進めました。

練習では常に清水に勝っていた初マラソンの佐々木悟が、体調異変で、スタート直後から異常な発汗量で12km過ぎで離れてしまいました。もう一度持直し先頭グループに戻りましたがペースが上がった22kmから再び遅れてしまいました。

清水は常に弟の前に出て好位置をキープして走りました。25kmを過ぎると日本人選手は、清水と智也選手と真壁選手(カネボウ)の3人になりました。

智也選手が離れだし、清水のモチベーションが下がるかに思われましたが、昨年優勝した延岡西日本マラソンの走りにスィッチを切り替えて、粘りの走りをしました。
真壁選手が離れて、ペースメーカーが止めた30kmからは主導権を握って前に出て走りました。

39kmからのリオス選手とテルガト選手のスパートに離されましたが、最後までアスメロン選手と3位を競い、1秒差の4位でゴールしました。

佐々木は一旦20位以下に順位を下げましたが、悪いなりに粘りの走りをみせ、日本人3位の7位でゴールし、新人賞を獲得しました。

清水は世界陸上の代表に内定しました。

 

 

清水将也(左から2番目)

 

びわ湖毎日マラソン成績

4位 清水将也 2時間10分50秒 (自己新)
7位 佐々木悟 2時間14分00秒 (初)

 

<清水選手のコメント>
清水将也  

大会当日は沿道にテレビに、応援ありがとうございました。とても楽しく、気持ち良く走れました!
今大会ですが、一言で表しますと「弟に負けたくなかった」です。
その強い意志が最後まで攻め続ける走りに繋がり、世界選手権の代表権を獲得できました。
改めて気持ちの大切さを感じたレースとなりました。
次は世界戦、せっかく掴んだチャンスですので、監督・コーチの指導の元、更に地力を付け、 次回のベルリンでも、積極的な攻めの走りが出来ますよう精進致します!
これからも変わらぬご声援とご支援、よろしくお願い致します!

 
<佐々木選手のコメント>
佐々木悟  

みなさんこんにちは!
初マラソンを走った佐々木です。
このマラソンに向けて納得のいく練習をつめていました。
いざレースが始まって、自分が思っていたよりも余裕がなく、少しパニックになってしまいました。
練習通りにはいかないマラソンの難しさを味わいました。
マラソンが終わったので次はトラックでスピードを磨いて今回のマラソンで見つかった課題をクリアしていきます。
応援ありがとうございました!

 

 

 

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