2009東京マラソン
2009年3月22日/東京
佐藤が最後のチャンスを掴めず!
春の嵐を思わせる強風の中で2009東京マラソンがベルリン世界陸上の選考を兼て行われました。
http://www.tokyo42195.org/
旭化成からはベルリンを目指す佐藤智之と堀端宏行、今回のマラソンがラストランになる渡辺共則が出場しました。
レースは大集団で進み、集団の前方で走っていた堀端が5km過ぎに路面の段差に足を引っ掛けて転倒、直ぐに起き上がりましたが、集団の後方に下がってしまいました。
大会前にインフルエンザでダウンした渡辺は、調整不足がたたり早々に集団から離れました。
集団の後方にいた堀端が18kmから遅れ出しました。レースが動いたのは30kmからで高橋選手(トヨタ自動車)がスパートすると集団が一気にばらけ、キプサング選手とコリル選手(ケニア)と高橋選手の3人が抜け出しました。前田選手(九電工)が単独4位で、前田選手を後続が追い掛ける展開になりました。
佐藤は単独5位に順位を上げましたが、39kmで大島選手(日清食品)に交わされ6位でゴールしました。日本人トップは我慢の走りをした前田選手が終盤でペースダウンした高橋選手とコリル選手を交わして2位でゴールし、世界陸上代表に内定しました。
堀端は後半失速し22位でした。
東京マラソン成績
6位 | 佐藤智之 | 2時間13分12秒 |
22位 | 堀端宏行 | 2時間18分27秒 |
45位 | 渡辺共則 | 2時間26分39秒 |
選手のプロフィールは こちら