旭化成陸上部が昭和21年に創部され、今年で64年目に入りました。数々の先輩方が伝統を引継ぎ現在に至っています。
今回は歴史の中から5000m、10000m、マラソンの男子歴代30傑と女子歴代20傑を抜粋しました。

日本記録は5000mで、1964年8月29日に倉吉市で行われた五輪候補記録会で、岩下察男さんが日本人で初めて14分を突破する、13分55秒0をマークしました。
その後、1988年7月8日に米重修一さんがイギリスのプジョータルボットゲームで13分22秒97の当時の日本記録で走りました。
マラソンでは1978年2月5日の別府大分毎日マラソンで宗茂さんが、日本人初のサブテンとなる快走で、当時の世界歴代2位の、2時間9分5秒6で走りました。
1986年10月19日の北京マラソンでは児玉泰介さんが、2時間7分35秒の日本記録で優勝しました。
女子では10000mで千葉真子さんが1996年4月21日の兵庫リレーカーニバルで独走し、31分28秒15の日本記録で優勝しました。
マラソンは安部友恵さんが、1994年1月30日に大阪女子マラソンで2時間26分9秒の日本記録で優勝、その記録を朝比奈三代子さんが同年の4月17日のロッテルダムマラソンで更新し、2時間25分52秒で優勝しました。

現役では、5000m、10000mで大野龍二が、米重さんに次いで2種目2位で、旭化成記録を更新出来そうな位置にいます。
マラソンでは、小島忠幸が5年前に5位の記録をマーク、佐藤智之が15位で続いています。 若手の台頭が待ち望まれます。

※入社前に出した記録は除く