世界選手権男子マラソン
2009年8月22日/ベルリン
清水、入賞まであと一歩!
男子マラソンの前日は、競技が大幅に遅れる程の雨が降りました。
レース当日雨が上がると、気温がグッと下がり、ベルリン入りしてから、一番涼しい朝を迎えました。
ホテル出発時には、鈍よりしていた空から薄日が射すようになりました。
http://berlin.iaaf.org/index.html
清水将也は、暑さの中での粘りが信条です。レース中、気温が急上昇してくれる事を期待してスタート時間を待ちました。
しかし、期待通りに気温は上がらず、エチオピア、ケニアを中心に高速レースになる公算が強くなりました。
後半、どれだけ清水が粘れるかが鍵です。
午前11時45分、ブランデンブルグ門を参加選手97名(エントリー)が一斉にスタート、気温18度、湿度76%の中をケニア選手を中心に、予想通り高速でレースが始まりました。
大集団と狭いコースの影響もあり、最初の給水ポイントで、清水が転倒するアクシデント!
しかし、直ぐに立ち上がり、落ち着いてレースに戻ったのでホッとしました。
先頭集団からやや離れ、自分のペースを守って走る清水の10kmの通過順位は31位、日本選手では一番最後での通過となりました。
気温の上昇と共に、先頭集団がバラケ始めると、1周10kmの周回コースを淡々とした表情で、マイペースで走っていた清水は、徐々に順位を上げ、30kmで20位、35kmでは11位、40km手前では入賞ラインの8位まで上がりました。
しかし、最後疲れ、ゴール直前のブランデンブルグ門の下で、3人に抜かれ、11位(日本選手2位)でゴールしました。
8位に入ったマーチン選手(スペイン)とは僅か2秒差、レース途中に走ってる順位が分からなかったのが悔やまれます。
とはいえ、『粘って8位入賞』が最高の目標でしたので、上々の結果と言えるでしょう。
日本から、熱い声援、ありがとうございました。
尚、上位3人の合計で順位を競う、『ワールドカップ』では、ケニア、エチオピアに続いて、日本は3位に入賞しました。
世界選手権男子マラソン結果
11位 | 清水将也 | 2時間14分06秒 |
選手のコメント
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