第58回九州一周駅伝の選考会が、17日の秋季延岡記録会(10000m、西階陸上競技場)と、20日の11.7kmタイムトライアル(通称：駅伝リハーサル・綾町)で行われました。

10000m記録会は幸田高明、堀端宏行、大野龍二の順で先頭に立ちましたがペースが上がらず、5000m手前から大西智也が後半の大半を引っ張りました。
ラスト200mで佐藤智之がスパート、大西を交わしてトップでゴールしました。
2位に大西、3位に豊後友章が入りました。
高温多湿のコンディションに苦しみ記録的には今一歩でした。
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10000mで18位までを占めた旭化成の選手がまず代表に内定しました。

会場を綾町に移し、旭化成社内合宿を兼ねた、九州一周駅伝宮崎県チーム強化合宿2日目の11月20日、3日前の記録会の成績順にスタートしてタイムを競う、『駅伝リハーサル』が行われました。

綾町のグラウンドが全国スポレク、サッカー会場になっている為、スタート・ゴールを道路に変更、距離は昨年の12kmより300m短い11.7kmのコースで実施することになりました。

秋季延岡記録会でトップゴールした佐藤智之が10時00分に宿舎前をスタート、以後1分毎に大西、豊後、足立、河添、堀端等の順で続きました。
一人で走らなければならない駅伝本番を想定した、実践形式のレースです。

結果は、風の強い中を苦しみながらも押し切った佐藤がトップのタイムでゴール。2番目に河添、幸田、白石が僅差で続きました。

期待された新人の大西と丸山は自分のペースで押し通す事ができず、苦しい走りでした。

荒川は足の不調を訴え途中で棄権、下位選手の力不足が目立ち、チーム全体では厳しいメンバー編成になりました。

一般ランナーの内、先の10000mの成績から、佐々木秀行、脇田進、米倉伸一の3名が選手に決定。駅伝リハーサルの結果を踏まえ、爪丸晋吾と河野文憲(旭化成岡富)の2名が追加になりました。最後の一名は一次選考会(9月5日、宮崎県長距離記録会)で2位の東野賢治(故障で今回は欠場)とリハーサル23位の領家福太郎のどちらかを正選手で使う予定です。