九州実業団毎日駅伝

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2009年11月23日/福岡

 

 

(1区)大西智也   (2区)佐々木悟   (7区)佐藤智之

 

 

大西が1区でトップの激走を見せるも、後続が伸びず逆転負け!

九州実業団毎日駅伝は23日に福岡市毎日会館横をスタート、北九州市小倉城までの7区間78.8kmで行なわれました。
http://natupapa.plala.jp/frk/

1区の大西智也は集団の前でレースを進め、集団を少しずつ振り落とし、最後まで食い下がったSUMCOの藤山選手を、ラスト3kmで突き放し10秒差で区間賞を獲得しました。
ライバルの安川電機が1分24秒遅れの8位スタートになりました。

しかし、2区の佐々木悟が八木山の上りで、8位から4位に上がった安川電機に18秒詰められ、3区下りの堀端宏行が安川電機に1秒負けの区間3位でした。

4区の河添俊司は淡々と飛び出しました。
トヨタ九州と安川電機が激しく競り合い2位の九電工を交わし、1分差が徐々に詰まりました。
ラストス3kmで25秒になり、最後は一気に迫られ、三津谷選手(トヨタ九州)が2秒差、北島選手(安川電機)が4秒差での中継でした。

5区の足立知弥は直ぐに並ばれ、3チームで牽制してスローペースになりましたが、ラスト2kmからの中崎選手(トヨタ九州)のスパートに対応できずに、3位で6区の白石賢一にタスキを渡しました。

白石は出足から走りが重く、4秒から一気に12秒まで離されました。最後はトヨタ九州を交わし、安川電機と7秒差の2位でアンカーの佐藤智之に中継しました。

佐藤は安川電機に追い付いて前に出ましたが、ペースが上がらず、3位の今井選手(トヨタ九州)が8km過ぎに追い付いてきました。
その瞬間、後ろを振り返った中野選手(安川電機)がスパートすると、今井選手が離れました。佐藤は懸命に付きましたが、中野選手の2回目のスパートで離されてしまいました。
佐藤と中野選手の差は一時最大12秒になりましたが、ラスト1kmで追い込み、4秒差の2位でゴールしました。

エース格の岩井と大野を欠いた苦しい戦いでしたが、合格点は1区の大西だけと言う厳しい結果になりました。
ニューイヤー駅伝に向けて、全選手の勝ちに対する強い気持ちが必要になります。

課題は山積ですが、一つでもクリアして前橋に入りたいと思います。ご声援を宜しくお願いします。

 

(1・2区)大西智也→佐々木悟   (5区)足立知弥   (7区)佐藤智之

 

毎日駅伝結果

2位 旭化成 3時間51分00秒
選手名 記録 区間順位 備考
1 大西智也 39分21秒 1  
2 佐々木悟 31分58秒 3  
3 堀端宏行 29分05秒 3  
4 河添俊司 35分25秒 3  
5 足立知弥 33分59秒 3  
6 白石賢一 19分52秒 3  
7 佐藤智之 41分20秒 2  

 

選手のコメント

<大西選手のコメント>
  大西智也

毎日駅伝では1区を走らせて頂きました。
この大会は正月のニューイヤー駅伝の予選会にもなっているので、九州一周駅伝の1区の時よりプレッシャーもありましたし、緊張もしました。
前日は雨が降っていましたが当日は雨も止み、走りやすい気候でした。
今回は先頭で襷をつなぎたいと思っていたので周りを見ながらその場に応じてレースをしようと思いました。
スタートしてすぐに牽制し合ってスローペースの雰囲気になりました。
スローペースだと集団が崩れないと思ったので、序盤から積極的に先頭で揺さぶりをかけて走りました。
中間点付近では5人ぐらいになり、そこから3人になり、10km付近では自分1人になりました。
前半から引っ張って走っていたので自分もきつかったですが逃げれるだけ逃げようと思い、10km過ぎの軽い上りでまた力を入れ直しました。
しかし、最後の1kmは身体が動かなくなってしまい切り替えることができず、先頭で襷は渡せたものの、後ろの選手に差を詰められてしまいました。
先頭で襷を渡せてよかったですがまだまだ課題も残るレースでした。
この課題はこれからの練習や直前の調整などで修正していきたいと思います。
またチームとしては2位で少し悔しい思いもしたので、これからニューイヤー駅伝に向けてまた頑張って行きたいと思います。
応援ありがとうございました。

大西智也

 
<堀端選手のコメント>
  堀端宏行

今回の毎日駅伝では3区を走りました。
タスキを受け取った時点で、後ろも見えないくらいの位置だったので、この差を詰められないことと、下りきった後いかに我慢して走るかだけを考え走りました。
結果、我慢して走ることはできたと思いましたが、九電工の前田さんに22秒差を詰められていたし、最後に走りを上手く切りかえる事ができなかったのが反省点だったと思います。
今回の反省点をニューイヤーに生かせるように頑張って行きたいと思います。

堀端宏行

 

 

 

選手のプロフィールは こちら

 



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