12月6日に第34回熊本甲佐10マイル公認ロードレース大会が、甲佐町役場前をスタート・ゴールのコースで行われました。
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天候曇り、気温10度、風もさほど強くなく、気象条件は良好の中でスタートしました。

スタート直後、日清食品の佐藤選手と座間選手が飛び出すと、門田選手（カネボウ）と北村選手（日清食品）が続いて、4名の選手が抜け出しました。
旭化成勢は後方の集団に入ってレースを進めました。
序盤から速いペースでレースが進むと、後方集団は早々とバラけました。
6km過ぎに先頭グループの4名は、後方集団に吸収されましたが、7km過ぎに座間選手が一人抜け出しました。
荒川丈弘と足立知弥は、座間選手を追う集団に入っていましたが、折り返し地点を過ぎてから、徐々に遅れ出しました。
座間選手は、再び後方から吸収され、ペースをあまり乱さずにいた今井選手（トヨタ自動車九州）がラスト勝負で逃げ、優勝しました。

旭化成勢は、足立の11位が最高で、入賞者ゼロという厳しい結果に終わりました。
岩井勇輝は、13km地点で左ふくらはぎに強い張りを感じた為、大事をとって棄権しました。
また、宮崎も右拇子きゅうを痛めて、救護車へ乗り、途中棄権となりました。

今回の大会で、日清食品の選手達が上位に入り、強さを見せつけられました。
これから短い期間ですが、選手個人個人の体調を上げ、元旦の全日本実業団駅伝では、チーム一丸となって巻き返しを図りたいと思います。