第54回全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝2010)
2010年1月1日/群馬
1区の出遅れで流れに乗れずも、後半追い上げ8位入賞!
第54回全日本実業団駅伝は、元旦に群馬県庁スタート・ゴールの7区間、100kmで行われました。
http://www.tbs.co.jp/newyearekiden/
前回3区で快走した岩井勇輝が、夏からの故障が響き、体調が戻らず7人のメンバーから外れました。
大野龍二は、秋から体調を崩しておりましたが、何とか出場にこぎつけました。
前回同様、1区を任された大野でしたが、終盤の勝負所で練習不足の影響が出て、我慢出来ずにズルズル後退しました。
先頭から27秒差の21位でインターナショナル区間の2区、荒川丈弘へ中継しました。
荒川は外国人選手に惑わされ、オーバーペースで突っ込み、終盤に息切れしてしまい、一度抜いた選手に抜き返され、26位へ順位を落としました。
3区の大西智也は9人抜いて17位まで順位を上げましたが、やはり前半のオーバーペースが祟り、終盤伸びず、区間2位と6秒差の6位でした。
4区の最長区間を走った佐藤智之は、最初から精彩を欠き、区間18位で順位を1つ上げただけで、上位入賞の可能性が無くなりました。
5区の佐々木悟は直ぐに前の2選手を抜きましたが、また追い付かれ、5人の集団になりました。
終盤抜け出した秋葉選手(小森コーポレーション)につけず、7位と32秒差の14位で6区の足立知弥へタスキを渡しました。
足立は積極的に前を追い上げ、7位集団に追い付きました。
最後のスパートで7位と1秒差の11位で、アンカー幸田高明にタスキを託しました。
幸田は1kmで軽く揺さぶって様子を見ましたが、単独抜け出すのは厳しいと、冷静に判断して、集団の中に戻りました。
9チームで2チームが入賞となる熾烈な状況の中、女子マラソン並みのペースで牽制が始まると、57秒差の日立電線が追い付き、10チームの大集団になりました。
ラスト300mからの叩き合いになり、先ずはカネボウがスパート。幸田が対応して付き、後ろの状況を確認して、被せる様に逃げに入りました。
最後は、追い上げて来た大塚製薬と一緒にゴールし、同タイムでギリギリ8位に入賞しました。
全日本実業団駅伝成績
8位 旭化成 4時間56分29秒 | |||
1区 | 大野 龍二 | 35分55秒 | 区間21位 |
2区 | 荒川 丈弘 | 23分43秒 | 区間26位 |
3区 | 大西 智也 | 38分53秒 | 区間6位 |
4区 | 佐藤 智之 | 64分34秒 | 区間18位 |
5区 | 佐々木 悟 | 47分52秒 | 区間8位 |
6区 | 足立 知弥 | 34分40秒 | 区間5位 |
7区 | 幸田 高明 | 50分52秒 | 区間25位 |
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