第61回朝日駅伝
2010年1月11日/福岡
第61回朝日駅伝は成人の日に博多駅前をスタートし、北九州市小倉城までの7区間99.9kmで行われました。
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1区に全日本から漏れた豊後友章と九州選抜チームで東野賢治が起用されました。
スタートからキラグ選手(第一工業大)が飛び出し独走になると、豊後と東野は第2グループでレースを進めました。
ラスト1kmを切ってからスパート合戦になると、豊後が競り勝ち、2位で2区の佐々木悟にタスキを渡しました。
東野は豊後から18秒遅れの10位でした。
佐々木は九電工と一緒に前を追いかけましたが、後ろから来たギタウ選手(JFE)に抜かれました。
その後、九電工を引き離して第一工業大を抜き、2位で3区の堀端宏行に中継しました。
堀端はJFEを抜き、単独トップに立ちましたが、18秒差の前田選手(九電工)に中継直前に交わされ1秒差の2位、3位のJFEとは5秒差で4区足立知弥に中継しました。
4区の足立知弥はタヌイ選手(九電工)にスタートダッシュで離され、その差は4kmで45秒に広がりました。
一時は2分30秒負けを覚悟しましたが、後半タヌイ選手が伸びずに1分差の2位で5区の瀬戸口賢一郎にタスキが渡りました。
瀬戸口は懸命に前を追いましたが、九電工との差は縮まりません。
3位のホンダがラスト1kmで追い込み、8秒詰められ42秒差になりました。
6区の荒川丈弘は九電工との差を徐々に詰めて行きましたが、3位から追い上げて来たホンダのヤコブ選手に一気に抜かれてしまいました。
荒川は自分のペースを守り、中継点前で九電工を交わして2位に上がりました。
九電工と1秒差でタスキを受けた大西智也は、九電工を一気に引き離して、1分25秒前のホンダを追いました。
前半は13秒しか詰まりませんでしたが、後半追込み27秒差の2位でゴール、惜しくも4連覇は成りませんでした。
結果は2位でしたが、大砲選手不在の中で、全員が力通りの走りでタスキを繋いだ、旭化成らしいレースでした。
第61回朝日駅伝成績
旭化成 2位 4時間48分00秒 | |||
1区 | 豊後 友章 | 42分01秒 | 区間2位 |
2区 | 佐々木 悟 | 30分15秒 | 区間2位 |
3区 | 堀端 宏行 | 30分55秒 | 区間3位 |
4区 | 足立 知弥 | 43分26秒 | 区間3位 |
5区 | 瀬戸口 賢一郎 | 46分17秒 | 区間2位 |
6区 | 荒川 丈弘 | 48分18秒 | 区間2位 |
7区 | 大西 智也 | 46分48秒 | 区間1位 |
九州実業団連盟(オープン参加)より出場 | |||
1区 | 東野 賢治 | 42分19秒 | 区間10位 |
4区 | 河添 俊司 | 44分16秒 | 区間5位 |
選手のコメント
<豊後選手のコメント> | |
ニューイヤーメンバーから外れて、まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、監督から言われた時はビックリした半面、『よっしゃぁ〜頑張らないと』と気持ちが引き締まる思いでした。 |
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<佐々木選手のコメント> | |
今回2区を走りました。 |
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<大西選手のコメント> | |
今までアンカーを走ったことはほとんどなく、1人で走れるのかどうか不安でした。 |
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