2月14日に第48回延岡西日本マラソンが、曇り、気温10度、微風の絶好なコンディションの中で行われました。
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昨年同様、佐藤智之が30kmまでペースメーカーを務め、5kmを15分30〜42秒で走りました。
佐藤は、30kmを1時間33分30秒で通過して、無事役目を果たしました。

先頭グループは、30kmで旭化成の渡辺史侑、東野賢治、爪丸晋吾の3名と、井手選手(九電工)、下重選手(コニカミノルタ)、野宮選手(トヨタ自動車)の6名の競いになりました。

佐藤の後ろに付いていた東野が押し出される様に前に出て引っ張りましたが、ペースが落ちました。
33kmで下重選手がスパートすると爪丸が離れ、次いで渡辺、東野と井手選手も遅れました。
下重選手と野宮選手が抜け出しましたが、35kmで間宮選手が力尽きました。

爪丸は、粘る事が出来ずに失速しましたが、渡辺は東野と井手選手に追い付きました。
延岡市街に入って東野、井手選手を振り切った渡辺は、25秒差で前を行く2位の間宮選手を追い上げ、41kmで追い付きました。
疲れて脚の上がらない間宮選手を、一気に抜き去り、自己新記録で2位でゴールしました。

初マラソンの東野は、最後苦しみましたが5位、爪丸は最後の10kmで失速し18位でした。

注目を集めた東国原選手は、心配した第1関門をギリギリで通過すると、後は沿道に手を振りながら290人完走中270位でゴールしました。
一目見ようと最後まで沿道の観客が離れず、東国原効果が出た大会でした。