4月29日に春季記録会が延岡市の西階陸上競技場で行われました。
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5000mのファイナル4組は、強かった風も穏やかになり、気温も下がり、まずまずのコンディションになりました。
ペースメーカーのギタウ選手(JFEスチール)がスタートから先頭に立ちました。
最初の一周を62秒、ニ周目からは65〜66秒の理想的なペースでレースは進み、深津卓也が2番、河添俊司が3番、佐々木悟が4番手に付きました。

3000mを8分12秒7で通過してペースがやや落ち、4000mを11分01秒でギタウ選手がレースを止めると、深津と河添がそのままトップ競いをして抜け出しました。
ここで佐々木が離れ、小西選手(トヨタ九州)に交わされました。

あと一周の鐘が鳴ると、河添が逃げに入りましたが、ラスト100mで深津がスパートし、河添を振り切り、トップでゴールしました。
深津は自己2番目、河添と佐々木は自己記録を更新しました。
3位に入った小西選手までが、日本選手権A標準を突破する走りを見せました。

荒川丈弘と瀬戸口賢一郎は3500m付近で離れ、位置取りが悪く集団の後ろ走った丸山文裕は、3000m手前で力尽きました。

スタートから後方で走った選手は、全員先頭に絡めないまま終わりました。

3組に出場した松尾良一は、4000mから失速、最後の1000mを3分05秒要し、先頭の今井選手(トヨタ九州)から22秒離されてしまいました。
自己記録を1秒46更新はしましたが、勿体ない走りでした。

＜佐々木選手のコメント＞
	今回今期初めての5000mに出場しました。 春先から順調に練習ができていたので自信をもって試合にのぞむことができました。 自己ベストを出すことはできましたが納得のいく走りてはありません。ただ去年とは違いいいスタートがきれたので次のレースでも自己ベスト出せるようにがんばります。
＜河添選手のコメント＞
	今回延岡記録会で約四年ぶりに5000mのベストを更新することが出来ました。 ここ数年ベストを出せずに、このまま二度と更新出来ないのではないかと思う時もありましたが、久しぶりに自己ベストを出した喜びを味わう事が出来ました。 ベストを出せたのも、同い年の深津の存在があったからだと思います。 これからのシーズンはもっと良い記録を出せるように頑張りますので応援を宜しくお願いします。
＜深津選手のコメント＞
	はじめまして、今年入社しました深津です。 気候とペースに助けられて記録がでました。まだまだ自分やれることが見つかったのでこれを機に一皮むけるようにこれからも努力したいと思います。 応援よろしくお願いします。