九州実業団陸上

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2010年5月15、16日/北九州

 

 

九州実業団陸上の様子1   九州実業団陸上の様子2

 

 

10000mで自己新続出!

5月15・16日で九州実業団陸上選手権が北九州市の鞘ケ谷陸上競技場で行われました。
http://natupapa.plala.jp/frk/

男子Jr1500mに松尾良一が出場、ラスト300mから6人の激戦を制して優勝しました。
女子1500mに出場した宗由香利は、スローペースの中でラスト300mを44秒5で駆け抜け、優勝しました。

10000m2組に渡辺史侑、東野賢治、深津卓也が出場しました。
5000mを14分31秒で通過して7000mまでの2000mを5分56秒に落ちた所で、深津がスパートして独走になりました。
1000〜7000mのスローペースが悔やまれましたが、28分52秒29でゴールしました。
渡辺は10位、東野は12位でした。

3組に佐藤智之、岩井勇輝、荒川丈弘、佐々木悟、大西智也、堀端宏行、河添俊司が走りました。
タヌイ選手(九電工)がペースを作りましたが、ペースのアップダウンが激しく、リズムに乗れずに苦しいレースになりました。
荒川が途中で脚を傷めて棄権、佐藤も3000m過ぎから集団から遅れました。

岩井が6000mでスパートすると大西が付きました。
佐々木が前を追いましたが岩井には追い付けませんでした。

岩井の独走になり、後続の集団で大西、佐々木、河添、堀端が粘りました。

九電工の選手を引っ張っていたタヌイ選手がラスト3周から岩井を猛追、9400mで岩井を交わしました。
岩井が2位でゴールし、集団から抜け出した大西が自己新記録で3位、河添、佐々木、堀端も自己記録を更新しました。

大西はA標準、昨年の九州選手権で3位だった堀端がB標準を突破して2人が新たに日本選手権の出場権を得ました。

 

 

九州実業団陸上の様子3   九州実業団陸上の様子4   九州実業団陸上の様子5   九州実業団陸上の様子6

 

 

九州実業団陸上結果

男子10000m決勝3組
2位 岩井勇輝 28分19秒33
3位 大西智也 28分28秒74(自己新)
5位 河添俊司 28分32秒25(自己新)
6位 佐々木悟 28分32秒30(自己新)
8位 堀端宏行 28分34秒40(自己新)
19位 佐藤智之 29分08秒43
男子10000m決勝2組
1位 深津卓也 28分52秒29
10位 渡辺史侑 29分38秒43
12位 東野賢治 29分45秒67
男子J1500m決勝
1位 松尾良一 3分55秒83
男子J5000m決勝
7位 松尾良一 15分14秒45

 

 

九州実業団陸上の様子7   九州実業団陸上の様子8

 

 

選手のコメント

<岩井選手のコメント>
  岩井勇輝

九州実業団選手権で10000mを走りました岩井です。
前回の静岡でのレースを走ったことで体の状態もレース仕様に整い、今大会までも実のある練習をこなしてくることが出来ていました。
あとはレースの展開さえうまくいけば、自己記録も大きく更新できるような手応えを感じていました。
しかし実際レースは自分にとってはスローな展開となり、中盤のペースも落ち気味になった為、6000m手前から集団から抜け出し、そこからゴールまで一人でレースを進めることになりました。
一人で走っていたためにペースは維持することしかできませんでしたが、それでも6000以降を1人で走って後半の5000mを14分08秒でまとめる走りができました。
また、その中でも余裕を持って走れていたこと、前半の細かなレースの動きも冷静に対処しながら走れたこと等々、良かった点は多かったようには感じます。
ただ、余裕を持って走れたレース展開だった事ですし、タイムも到底満足いくようなものではありませんでした。
やはり「もったいなかった」という残念な気持ちの方が強いです。
とにかく、今回のレースでの走りに惑わされずに気持ちを切り換えて次のレースに臨みたいと思います。

 
<大西選手のコメント>
  大西智也

九州実業団の10000mに出場させていただきました。
この大会も前回の静岡同様、日本選手権の参加標準記録の突破を目標にして臨みました。
いつもはスタートしてすぐに力んでしまうのですが今回は前半を落ち着いて走ることができました。
後半になりレースが動いてからは先頭の岩井さんからは離れてしまいましたが、自分の持ち味である粘りを出すことができたと思います。
最後のスパートも最後まで上げていくことができ、今の状態での力は出し切れたと思います。
タイムもギリギリではありますが日本選手権の標準記録を突破することができホッとしました。
まだ力不足な所もありますがその半面、「まだ記録を伸ばせる」という手応えもあったのでいい経験ができたと思います。
日本選手権まで3週間ですがそこにピークをもっていけるようにこれからの練習や調整をしていきたいと思います。

 
<河添選手のコメント>
  河添俊司

今回九州実業団陸上の10000mを走り、自己ベストを三年ぶりに更新する事が出来ました。
先日の5000mと同様久しぶりのベスト更新です。
今まで周りの応援して下さる方々から「頑張れ」と言われる事が多かったのですが、最近は「頑張ったな!」と言われるようになり、凄く励みになります。
これから試合が続きますが応援宜しくお願い致します。

 
<佐々木選手のコメント>
  佐々木悟

今回のレースでは自己ベスト更新はもちろん、28分30秒を切ることを目標にしていました。
レース当日は気候も良く、いいペースでレースが進みましたがあと少しというところで30秒がきれなくてもったいなかったです。
これからのトラックレースで切っていけるようにいい体調を維持していきます。

 
<堀端選手のコメント>
  堀端宏行

自己記録の更新と、日本選手権参加のB標準記録の突破を目標に臨みましたが、練習もあまり思うようにできていなかったのであまり自信はありませんでした。
レースが始まると、思ったより動きが軽く、前半はある程度余裕を持って走れました。
しかし、6000m過ぎて集団がばらけてからは、前に付くことができず、我慢するだけの走りとなってしまいました。
結局、ラストまで一緒に走ってた集団の一番後ろでのフィニッシュとなりましたが、今回の目標は達成できたのでこれを次に繋げれるよう頑張ります。

 

 

 

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