第65回九州選手権大会

一覧へ戻る

2010年8月20〜22日/北九州

 

 

(男子10000m)佐々木悟、河添俊司   一般男子5000m決勝の様子   (男子5000m)荒川丈弘

第65回九州選手権大会は、20〜22日に北九州市本城陸上競技場で行われました。
http://natupapa.plala.jp/frk/

初日の10000m決勝は、気温が35度と気分が悪くなる高温の中をスタートしました。
佐々木悟と河添俊司が集団をリードしてレースを進めました。
スタート後、この2人に岩田選手(三菱重工)、吉田選手(日本文理大)が加わり、4人の先頭集団となりました。
4000m手前で猛暑に耐えきれず、吉田選手が遅れました。
5000mを通過して佐々木がペースを上げると、岩田選手が離れ、佐々木、河添のマッチレースになりました。
高温で苦しみながらラストの勝負になり、9000mから積極的に前に出た佐々木が逃げ切りました。
佐々木と河添は来年の日本選手権の出場資格を獲得しました。

2日目も、午前10時で35度を超える厳しい暑さになりました。
女子800mは、宗由香利が午前中の予選をトップで通過して午後の決勝に進みました。
400m直前に先頭に立つと、独走で9年ぶり3回目の優勝を大会新記録で飾りました。

男子5000mは16時15分スタートで行われました。
豊後友章と森賢大が交互に引っ張りました。
スタート前に気分が悪く、嘔吐していた荒川丈弘でしたが、3800mでロングスパートを掛けると、誰も付けずに独走でゴールしました。
豊後は追い上げて来た宮原選手(三菱重工)に交わされ3位でした。
森は失速して5位、前半3番手をキープして走った松尾は、最後力尽き6位でした。
丸山文裕は給水に気が行き過ぎて、レースに集中できずに不甲斐ない走りでした。
宮崎健司は集団から早々と離れてしまいました。

最終日は男女の1500mが行われました。
宗由香利は1200mでスパートし、前日の800mと合わせて2冠に輝きました。
松尾良一はスティーブン選手(福岡第一高)をマークして走りましたが、ラスト200mからの競り合いに敗れて2位でした。

3日間とも35度を超える真夏日でした。

 

 

(男子10000m)河添俊司、佐々木悟   (男子1500m)松尾良一   (女子800m)宗由香利

 

第65回九州選手権結果

一般男子10000m決勝
1位 佐々木悟 30分35秒02
2位 河添俊司 30分36秒41
一般男子5000m決勝
1位 荒川丈弘 14分23秒67
3位 豊後友章 14分29秒25
5位 森賢大 14分42秒37
6位 松尾良一 14分44秒13
9位 宮崎健司 15分10秒15
10位 丸山文裕 15分10秒46
一般男子1500m決勝
2位 松尾良一 3分54秒83

 

選手のコメント

<佐々木選手のコメント>
  佐々木悟

相変わらず暑い日が続き、厳しいレースになることは覚悟していました。
レースが始まり、河添と代わる代わる先頭に立ち、5000m過ぎで河添が「二人になりました」といってくれた時は、かなり気持ちが楽になりました。
これで日本選手権の参加資格を得ることができましたが、本番にはタイムを切って出られるようにしていきます。
まだまだ暑い日が続きますが、体調などに気をつけて秋のロードシーズンに向けてがんばっていきます。

 
<荒川選手のコメント>
  荒川丈弘

今回の試合は優勝すると、自動的に来年の日本選手権の出場権が得られる試合なので、優勝する事だけを考えて試合に臨みました。
レースとしては、かなりの猛暑だった為にスローペースで自分の一番得意な展開となりました。
2000mから少しずつペースが落ち始めていて4000m手前で一気にペースが落ちたので、少し早めにスパートをかけそのまま優勝する事が出来ました。
これからロードシーズンを迎えるので故障せずに頑張りたいと思います。

 

 

 

選手のプロフィールは こちら

 



ページ上部へ