第47回九州実業団毎日駅伝

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2010年11月23日/福岡

 

 

(1区)深津卓也   (7区)岩井勇輝   集合写真

 

 

4個の区間賞で圧勝、全日本に弾み!

第47回九州実業団毎日駅伝が23日に福岡市天神毎日会館前スタートで北九州市小倉城までの7区間78.8kmで行われました。
http://natupapa.plala.jp/frk/

1区13.4kmに起用した深津卓也がスローペースの中でリズムに乗れず、今井選手(トヨタ九州)のロングスパートに対応出来ませんでした。
ラストの競り合いでも安川電機の中野選手に敗れ3位の中継になりました。

2区の佐々木悟は2人を交わして先頭に立ち、向かい風の中を積極的に仕掛けました。
立石選手(安川電機)を八木山の急坂に差し掛かる前で振り切り、独走になりました。
2位に46秒の差を付け3区の丸山文裕にタスキを渡しました。

丸山は前半の下りは快調でしたが、下りきってからの伸びがなく、2位に上がった九電工に29秒差まで詰め寄られました。

4区の大西智也は向かい風の中を、区間賞の走りで、後続を引き離しました。
2位に上がって来た安川電機に1分27秒の差を付けて、5区のインターナショナル区間を走る森賢大に中継しました。

森は緊張からか動きが悪く、ラスト1kmを切ってデスタ選手(安川電機)に抜かれてしまいました。
しかし、最後は粘り、1秒差の2位で白石賢一に中継しました。

白石は冷静に走り、安川電機を交わして先頭に立つと、小刻みのスパートを繰り返し、飛松選手(安川電機)を振り切りました。
中継では、36秒の差を付けて、アンカーの岩井勇輝にタスキが渡りました。

岩井は余裕を持ちながら悠々とゴールを目指し、向かい風の中を区間賞の走りで、2位に2分5秒の差を付けて、2年ぶり、40回目の優勝テープを切りました。

 

 

(3区)丸山文裕   (5区)森賢大   (7区)岩井勇輝

 

毎日駅伝成績

1位 旭化成 3時間53分33秒
距離 選手名 記録 備考
1 13.4km 深津卓也 40分32秒 3  
2 10.2km 佐々木悟 31分20秒 1  
3 10.5km 丸山文裕 29分36秒 3  
4 12.2km 大西智也 35分36秒 1  
5 8.7km 森賢大 26分37秒 6  
6 9.6km 白石賢一 28分17秒 1  
7 14.2km 岩井勇輝 41分35秒 1  

 

選手・監督のコメント

1区 深津選手> <2区 佐々木選手> <3区 丸山選手> <4区 大西選手

5区 森選手> <6区 白石選手> <7区 岩井選手> <監督

 
<1区 深津選手のコメント>
 

今回は自分個人としてはよい結果とは言えなかったのですがチームが優勝できて良かったです。
今後この悔しさをバネに更に努力して行きたいと思います。
ご応援ありがとうございました。

 
<2区 佐々木選手のコメント>
 

今回の駅伝ではおそらく秒差で来ると思っていたので、動揺はありませんでした。
レースは最初から抑えて行かずに思いきって走ることが出来、最後の下りもうまく切り替えることができたと思います。
ニューイヤー駅伝まであと少しなので体調管理に気をつけていきます。

 
<3区 丸山選手のコメント>
 

今回初めて九州実業団毎日駅伝に出場させて頂きました。
下りの3区を任されてもらい、自分自身区間賞を狙ってましたが、九電工の前田さんに約40秒詰められ非常に情けない走りでした。
特に勝負所のラスト3キロでしっかり走る事ができませんでした。
走る能力もそうですが、監督に常に言われている筋力の弱さを痛感しました。
全日本実業団まであと1ヶ月強しかありませんが今日の経験をしっかり生かしたいと思います。

 
<4区 大西選手のコメント>
 

九州実業団毎日駅伝で4区を走らせて頂きました。
先頭でタスキを受けたのですが、次の5区がインターナショナル区間ということで、少しでも後ろを離さなければならないと思い、最初から攻めの走りを心掛けました。
しかし向かい風が強く、走りにくかったせいもあってか、中盤以降動きも良くなく、なんとか粘ることしかできませんでした。
区間賞は取れましたし、チームも優勝できたのですが、まだまだ課題が残るレースとなりました。
その課題をニューイヤー駅伝までに少しでも修正して、元旦には最高の走りができるようにがんばっていきたいと思います。
応援ありがとうございました。

 
<5区 森選手のコメント>
 

今回、毎日駅伝を初めて走らせて頂きました。
5区を任され、私の所までにかなりの差を開いて持って来てもらいながらも、追い付かれて1秒離されるという、さんざんな結果になってしまいました。
自分の今の力の無さを改めて実感した大会となりました。
ニューイヤーではまず、メンバーにまた入る事と、今回の反省を踏まえて同じミスをしないようにし、自分の持ち味であるスピードや粘りをしっかりと出して、優勝を目指したいと思います。
今回は応援ありがとうございました。

 
<6区 白石選手のコメント>
 

いつも応援していただきましてありがとうございます。
11月23日の毎日駅伝では優勝することが出来ました。
今年は新コースとなり距離の伸びた6区を走りました。
1区が3位で中継したと聞いた時から、自分の所には負けてくるかもしれないと思っていたので、動揺はなく記録に挑戦するつもりでした。
安川電気とほぼ同時にタスキをもらって、最初の3kmくらいは様子を見るつもりでしたが、2km過ぎで離れてくれたので、ラッキーだと思って後はどれだけ自分を追い込めるかでした。
向かい風にも阻まれ、後半は若干ペースダウンしてしまったのは課題です。
あと1ヶ月でレベルアップ出来るように、また怪我もしないように頑張ります。

 
<7区 岩井選手のコメント>
 

アンカーとなる7区を走らせて頂きましたが、先頭でタスキを受け取る展開も、2位以下の順位で受け取る展開もあらゆる展開も想定して臨みました。
実際、先頭で受け取りましたが、その場合は区間記録に挑戦しようと決めていたので最初から攻めの走りをしていきました。
終始向かい風だったということもあり、記録は思ったよりも伸びませんでしたが、走りの感触としてはかなり良い手応えをつかむことができました。
今日のペースくらいであれば20kmくらいの距離でも、気持ち良く走りきることができたと感じています。
チームも優勝できましたし、正月に向けて個人としても、チームとしても更に状態を上げていけるよう努力していきます。
たくさんのご声援、ありがとうございました。

 
<監督のコメント>
 

九州一周駅伝を6年振りに優勝し、追い風気味で大会に臨めました。
チーム全体が勝ちに行く状態でスタートラインに立ち、最低目標の優勝はクリアしました。
しかし、課題がはっきり見えたレースでした。
これからは、心身ともにベストの状態で前橋のスタートライン立つ調整をします。
外国人のいるチームとは、1分30秒以上のハンディがあります。
日本人だけでどこまで戦えるか?
精一杯頑張りますのでご声援を宜しくお願いします。
宗猛

 

 

 

選手のプロフィールは こちら

 



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